阿蘇、高岳、中岳、有名所だが意外に初めての登山だ。
終始超急登の高岳から攻めて、火口を遠望出来て比較的楽な中岳経由で下りる事に...
2日連続の登山で、比高680mの終始超急登、日陰無し、大丈夫か? かなりな不安、ちょっとストレス... (^^;)
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前日宿泊の宿を7時に起床、8時発、9時開始の予定。
7時に起床したが、7時20分には準備が終わり、出発する事に...
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宿を発つ前、共用空間を通る。
テレビ、キッチン等があるリビングとなってる。
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猫もいる。 (^^)
でも愛想が無い! (^^;)
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新阿蘇大橋を渡る。
2016年4月の熊本地震で崩落した阿蘇大橋の
架け替えで、2021年3月に完成したらしい。
(旧橋の下流600m位置に架設)
全長550m、高さは130mくらいあるみたい。
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阿蘇を見上げると、霧で全く見えない。
ただ、天気は良好なので、登頂の昼までには晴れるだろうと期待!
コンビニに寄り朝食(おにぎり、パン、コーヒー)をゲット、時間に余裕があるので駐車場で(´~`)モグモグ...
途中、ちょっと迷ったが、9時前に仙酔峡に到着! 既に晴れた! (^^)/
準備、トイレを済ませ、
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高岳方面を見上げ、
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スタート!
あの茶色いボコボコはミヤマキリシマだと思うが、
5月中旬~下旬が最盛時期らしいが、
今年はもう終わり...
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上記橋を渡りながら、沢を見下ろす。
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ちょっと下の方に仏舎利塔みたいなのがある。
(調べたら、仙酔峡仏舎利塔だとか...)
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右の建物が工事中だが、
単に観光拠点?
ロープウェイ(休止中)が復活?
ロープウェイ廃止との情報も...
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長い階段が... ( ̄д ̄;)
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上記階段を登り切って、
左は観光用(遊歩道)の展望台かな?
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山道は右へ...
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開始20分でこの景色! (^_^)/
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でもゴール(高岳)はまだまだ先... (´_`;)
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出来るだけ小股でジグザグに登って、
山頂(高岳)までの体力温存。
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開始40分、好展望に何度も振り返る。
外輪山はよく見えるが、
右端の方にあるくじゅう連山は、
霞みと雲(霧)でよく見えない。
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右手の下山路方面の展望。
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意外に調子がいい!
ほとんど息も切れないし、2日目にも関らず足も全く違和感が無い。
小股ゆっくりペース+ジグザク歩行か、昨夜から付けてるサポーターが効いているのか?
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この辺りのミヤマキリシマは、
申し訳程度にポツポツと咲いてる。
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「中間点」
と思って安心していたら、
登山口→中間点より、中間点→稜線の方が、
比高計算で 1.6倍あり、
時間計算で 1.3倍かかった。 (^^;)
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中間地点を過ぎた辺りから、ふくらはぎに乳酸がたまって来た感じと、膝頭周りの筋肉に違和感を感じだした。
どちらにしても、全く問題無い感じだ。今日は全然大丈夫そう...
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相変わらずの超急登!
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左手の展望。
こっち方面は、根子岳もそうだが、
ギザギザになり易い地質なのかな?
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何度振り返っても、溜息が出る。 (´o`)
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高度が上がり、窓の向こうに杵島岳が見えだした。
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ここはロープを使って、上、右へ移動する。
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黄色ペンキを辿りながらも、
腿を出来るだけ上げない様に
慎重にコース取りする。
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谷筋(?)の対岸の端が切り立ってる。
もしかして、この足元も切り立ってるのかな?
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岩場に張り付くマイヅルソウ。
もう萎れかけ...
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ここまで登って来た尾根筋を見下ろす。
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先ほどからずっと、
稜線辺りが見えてるんだけど、
中々近づいてこない!
登山あるあるだ... (^^;)
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「落石 キケン」
確かにここより先は、
滑り易い(崩れ易い)ザレに変わる。
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もうちょっと!
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やっと稜線到着!
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稜線に乗って、正面の景色。
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左手を見ると天狗の舞台が見える。
ここでちょっと悩む。
あそこまで行ってみたい気持ちが...
(高岳山頂は逆方向。)
体力的には大丈夫そうだが、
下山後の予定を色々考えているので、
ここで時間を消費して、
他でゆっくり出来ない事にならない様にしたい。
なので、今回はパス。
結構好きになった山なので、
また来る事もあるだろう。
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で、右手方向、高岳を目指す。
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ここでちょっと下って登り返す様だ。
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程なく、高岳 到着!
去年の剣山、三嶺の連日登山での
バテバテ山行のおかげで、
今回むちゃくちゃ身構えていたが、
何の事は無い、全然余裕だった。 (^^;)
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先ほどより霞んでる。
霞みが無ければ最高なのに。
霞みが有っても最高だけど... (^_^)/
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中岳(中央)方面。
左奥は烏帽子岳、右奥は杵島岳。
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烏帽子岳と杵島岳の間、
阿蘇火山博物館などをズーム!
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中岳の山頂をズーム!
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中岳の右下の方、
廃墟と化した火口東駅をズーム!
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南側の展望。
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ちょっと左を向く。
月見小屋(避難小屋)が見える。
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更に左を向く。
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天狗の舞台をズーム!
この辺りのミヤマキリシマは、
もう少し残っている様だ。
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テントウムシだ!
って言うか、
ザックやスタッフバッグ、ウェア等
いたる所に色んな虫が寄って来る。
ちょっと辟易! ( ̄д ̄;)
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ちょうど12時、お昼にする。
ハヤシメシを持ってきたが、
お腹も空いてないし、
ちょっとハヤシメシの気分では無い。
なので、とうふ味噌汁だけ頂く。
塩味が疲れた体に染み込む... (´o`)
ちなみに、宿で水を補給してくるのを忘れた。
なので人生で初めて水を買った。
水は水道を捻ったら出てくるものってあるので、
今までどうしても買う気にはなれなかった! (^^;)
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山頂碑と一緒に、毎度のやつ!
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場所を移動して、もう一丁!
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45分の滞在、次の中岳を目指す。
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ここは一旦右に下って、中岳方面に進む様だ。
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高岳を振り返る。
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中央左が中岳。
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中岳の左。
砂千里ヶ浜方面から来ると、
この稜線に取付く事になる。
今、火口付近は入れないので、
山上広場から山道を通って、
砂千里ヶ浜の縁を巻く様にすれば、
この稜線まで登ってこれるみたい。
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上記稜線への分岐。
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その案内板。
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中岳 到着!
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右が砂千里ヶ浜で、
左にそちらから登って来る道が見える。
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噴火の名残か、火山灰で白い世界となってる!
2019年10月から2020年6月まで、
断続的に続いた噴火の名残と思われる。
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第一火口をズーム!
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高岳を見上げる。
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仙酔峡方面を見下ろす。
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先に進む。
しばらくは、火口を左手に見ながら歩く。
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中岳(右)と高岳(左奥)を振り返る。
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左手の平らな部分が砂千里ヶ浜。
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中岳からはずっといい道だと思ってたら、
結構なガレザレの急降があった。
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色々な地層が見える。
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ここからは整備されたいい道。 (^^)
ちょっと認識に無かった登りはあるが...
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この白い火口を見に来た
と言っても過言では無いので、
何枚も撮って、何枚も載せる。
悪しからず... m(_ _)m
実は、いつも見てるブログの人が、
最近ここに登ってるのを見て、
「これは行くっきゃない!」と急遽思い立って、
くじゅう遠征の2日目に予定をねじ込んだ! (^^;)
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分岐。
下山は右だが、ちょっとだけ左に行ってみる。
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ちょっと荒れてるが、
展望台的な所だったのかな?
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そこからの展望。
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同じく、高岳、中岳。
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分岐まで戻って下りに入る。
道沿いに退避壕が点々と見える。
ここで、後はいい道だろうとストックを畳む。
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その退避壕の中には、
火山灰や噴石らしき石が...
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登りに使った、超急登の稜線。
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火口東駅が見えて来た。
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廃墟と化している。
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復活はもちろんの事、
撤去する為の財源も無いとの事...
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これも廃遺構として残っていくのか...
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仙酔峡が見え出したが、まだまだ遠くだ。
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階段など、急降がまだあった。
膝の為に、収めたストックをまた出した。
よくよく考えたら、
歩き易い道は火口東駅から上だけの様だ。
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登りに使った道も、
見上げる様な角度になってきた。
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道には1cm大の砂利が敷き詰められていたが、
所々で剥がれて、非常に歩き難い。
なので、道の外側を通る。
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段々と緑が増えて来た。
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ここで仙酔峡エリアの遊歩道と合流。
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駐車場もしっかり見え出した。
ここに来て、外輪山の向こうに
くじゅう連山もはっきり見え出した。
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手前の緑の多い尾根を通って、
中央の稜線に取り付き、
右へ採って高岳を目指した様だ。
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今下って来た方面を振り返る。
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最後の方で、これを下って登るみたい... (^^;)
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そして、この広場で左折、
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この階段を下って、終~了~!
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14時過ぎに下山、登山装備を解き、トイレに寄って、自販機でジュースを買い、仙酔峡を後にする。
残りの予定を消化するべく、まずは折り返す様に牧ノ戸峠方面を目指す。
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昨日も寄った城山展望所から阿蘇を振り返る。
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久住高原を通過中!
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途中、展望が良さそうな所で車を停め、
くじゅう方面を遠望する。
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くじゅう連山をズーム!
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振り返って、阿蘇五岳。
名残惜しいが、阿蘇ともここでお別れ。
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牧ノ戸峠を通過。
登山客でいっぱいだったが、
今は15時過ぎ、下山してきた人達だな~
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この後、一昨年に屋外なのにマスク必須を求められ、持ち合わせて無かった為に断念した「九重"夢"大吊橋」に寄った。
最近は屋外でのノーマスクが推奨されているので、ノーマスクで通してみた。
本当は、一昨年も熱中症対策で屋外でのノーマスクは推奨されていたのだが...
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全長390mだとか...
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谷底からの高さは173mだとか...
詳細は、コチラ!
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そして、2度目の訪問、豊後森機関庫公園。
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この転車台と機関庫が見たかった。
詳細は、コチラ!
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最後のイベントはこれ!
「湯の森くす」で汗を流す。
いくつかの個室風呂と共同浴場が2つあり、
共同は男女が日毎に入れ替わる。
5年前に初めて来た時は、右側の浴場で、
洗い場も含めて屋根付きの露天だったが、
今回右側が内湯になり、隣に露天が出来てた。
が、露天は修理中との事...
左側は完全に内湯だったが、
今はどうなってるんだろう?
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この後、中津のイオンで夕食、とり天定食を頂いた。
そして、毎年のルーティーンで、
ドデカイラーメンとオランジーナ(レモンジーナ)を買って行くが、初めてオランジーナが無かった! (T_T)
で、そのまま往路を辿り、小倉東ICから高速に乗り、めかりPAが新しくなったとの事で寄ってみた。
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ライトアップされた関門大橋。
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対岸の夜景。
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ズーム!
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めかりPAを21時半前に出る。
広島東ICを0時を過ぎて出ないと、深夜割引が効かない。なので、沼田PAでもう一度休憩し、時間調整。
そこから15分で着くと思ってたら10分で着いた。料金所前で5分待機、そして0時10分には帰宅した。
今回は、前日に10~11時間の睡眠+コンビニコーヒーも用意していたので、眠気も無く、仮眠も必要無かった! (^^;)
帰宅後、洗濯物を出したり、ゴミを捨てたり、洗い物をしたりで20分くらいは掛ったか、
その間、嫁から前々日、前日(日付変更前の換算)のカープ戦の状況を聞いた。
で、当日分は自分でビデオを見た。見終わって寝たのは3時前頃だったか...
翌日は仕事だったが、先の通り前日十分すぎる睡眠だったので問題無かった! (^^;)
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本文でも触れたが、昨年の剣山、三嶺の連日登山で、お昼も食べれない、コーヒーも飲めないくらいバテバテだった記憶で、
その時よりは今回の方が幾分条件が軽かったが、不安もあり、むちゃくちゃ身構えていた。
が、何の事は無い、時間はかかったが全然問題無かった。 (^^;)
前日温泉でゆっくりできたのが良かったのか?
睡眠時間が十二分だったのが良かったのか?
サポーターでの温め+圧迫が良かったのか?
このコース、樹林帯が無くて、ずっと日差しを受ける事になるが、
阿蘇のこの日の最高気温は26.5℃だったとかで、山頂で約-9℃(17.5℃)として、
程よく風が吹いていたので、暑さで体力を削られる事もなかった。
再訪したい山リストに入ったが、今度は空気の澄んだ秋頃がいいかな。でも秋は霧の季節でもある。難しいな...
ともあれ、自然の雄大さを実感出来た1日だった! (^_^)/
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