本日は家族連れで石見銀山観光。
石見銀山公園から龍源寺間歩を目指しますが、その途中にちょっと山吹城跡に寄り道。
ちょっとと言いながらも、登りで30分は掛かります。

石見銀山公園駐車場にある模型。

左の高峰が仙ノ山、右の高峰が要害山(山吹城跡)
だと思います。

その横に山吹城跡の説明板。

こちらは銀山の説明板。

駐車場から先は車で入れないので、徒歩で車道(もしくは遊歩道)を歩きます。
貸し自転車もありますが、往路は幾分上りです。

駐車場から1.2kmで、要害山登山口。

すぐ先でこの説明板。

登山道は良く整備されています。
これが大手道だった様です。

登山口から15分で峠、左折します。

上記すぐ先から山頂城域までは、
ひたすら階段が続きます。

途中、日本海側の展望が．．．

最初(北端)の郭。

次の段の郭。

その次の段。
全体的に藪だらけ．．．(^^;)

山吹城跡 説明板。

その横に石垣跡。

もう一段上がって振り返る。
虎口。

最後にこれを登ると．．．

主郭。

「史跡 山吹城趾」

１つ前の北側の郭を見下ろす。

仙ノ山方面の展望図。

三瓶山を遠望。

主郭南側の郭。
手前は空堀。

その空堀。
藪が．．．（￣□￣；）

南端の郭。

この左手に大竪堀群がある様ですが、上からは藪で確認出来ず。
家族連れでもあり、靴も普通のスニーカーだったので、藪突入は断念！
後で横から少し廻り込んでみたが、何となく竪堀？みたいなものしか確認出来ませんでした。

上記郭の西端に展望図。

その展望。
中央が矢滝城跡、右が矢筈城跡。

この間の峠道(降路坂)を通って、
沖泊の港まで銀山街道が通じています。

右を向いて鞆ヶ浦方面。
こちらにも銀山街道が通ってる様です。

下山中、竪堀。っぽい所．．．

ここで橋を渡ります。

橋の下は堀切状になっています。

尾根道の横に削平地。

下山しました。

すぐ先に龍源寺間歩の入口。

その中。

横坑。

出口にある断面図。
竪に400ｍくらいある様です。

山吹城北東側からの遠景。

大内氏の築城だが、築城年代が不明な為、築城者には諸説ある。
その後、石見国人小笠原氏→大内氏→尼子氏→大内氏→尼子氏(小笠原氏)と争奪戦が続くが、
大内氏滅亡後は、尼子氏と毛利氏(元就)の争奪戦となり、
最終的には毛利氏の勝利、元就の次男吉川元春の家臣森脇氏を城主とする。

石見銀山世界遺産登録から8年、藪で荒れ果てた城域は非常に残念でした。
通り道だけは藪が刈ってありましたが、もう全体的に整備する事はないのでしょうか．．．