siro  陣床山城跡(じんどこやまじょう)、比高180m
場所広島県三次市有原町糸 旗返山城と対峙する
旗返山城と対峙する
訪問日2010年12月4日(土)
備考毛利氏(元就)が旗返山城の江田氏を攻めた時に築いた城
郭図の表示
今回アプローチ




陣床山城跡
城域北西の尾根からアプローチ、
最初の郭に着く。
陣床山城跡
次の郭。
陣床山城跡
更に次の郭。
陣床山城跡
郭図の土塁のある郭だが、この程度...
陣床山城跡
主郭の北にある広い郭。藪...
竪堀
その東の根元に竪堀。
主郭
主郭。藪だらけ。

なだらかに段になっていて、
ある程度自然の地形を利用した物かと思われます。
陣床山城跡
どこの郭だったか...?
堀切
主郭南の堀切だが、浅い...
畝状竪堀
主郭東の畝状竪堀1。
畝状竪堀
畝状竪堀2。
畝状竪堀
畝状竪堀3。
畝状竪堀
畝状竪堀4。
陣床山城跡
主郭北東の尾根へ...
石積み跡
四角く積み上げた石が...
???
井戸跡
井戸跡。
石積み跡
石積み跡。
陣床山城跡
谷(西)側に少し張り出した郭。
陣床山城跡
左奥が陣床山城跡。
右側が、そこから元就が攻めた旗返山城跡。
(まとめ・総評)
毛利元就が旗返山城の江田氏を攻める為、拠点として築いた城。
陶隆房が大内義隆を討った(謀反)後、毛利元就は尼子方に就いた江田氏を攻めた。
毛利元就は旗返山城を落としたが、陶隆房に接収される。(江良房栄が入る。)
この事が厳島合戦の布石になったとも...

場所は、旗返山城跡(2008.3.29)を参照。旗返山城跡から国道375号線を挟んで対岸(南側)に位置する。

アプローチは、一番比高の低い国道の峠近くから行いました。
ジャスト峠はコンクリートの法面の為、峠少し東にあるコンクリート道から入った。
コンクリート道を詰めると削平地があり、すぐ右に道があったので行くと次の削平地。
この削平地は藪だらけで、正面が削り取られ絶壁に。(土砂採取場?)
絶壁の左右両端から取り付けそうだったが、左からガサガサ音が... 何か居る???
と言う事で、右手から取り付き開始!
最初は棘交じりの藪でちょっと苦労、すぐに開け谷筋に、そして右手の尾根が良さそうなので尾根に乗る。
後は城域まで尾根を行く。

下山は谷から下ったが、だんだん藪が深くなって来たので、途中から左手の登ってきた尾根に乗る。
尾根先まで下って、右の谷に下りる。谷を下って行くと矢竹の藪が...
矢竹が小さなトンネル状になっていたのでしゃがんで突入! トンネルが左右に分かれてたので左へ...
国道の法面上東端に出る。国道(歩道)まで2~3mくらいだったので、何とか下る。下山!

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 参考資料:広島県中世城館遺跡総合調査報告書