siro  御薗宇城跡(みそのうじょう)、比高約20m
場所広島県東広島市高屋町高屋堀
訪問日2006年12月14日(木)
備考平賀弘保が白山城に移るまでの平賀氏の拠点
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御薗宇城の案内板。
A郭(郭図参照)。
かなり広いです。城主の館でもあったのでしょうか。
B郭。
石垣があります。
当時のものでしょうか?
C郭。
AB郭意外は竹で荒れています。
A郭をぐるっと廻りましたが、
E郭に登る道がありません。
北東側の土塁が比較的低かったので、
ここをよじ登りました。

E郭からD郭を見上げる。
D郭。
本丸ではないでしょうか?
竪堀を見下ろす。
E郭の一部。
竪堀前から南西側を望む。

E郭をぐるっと廻ってみました。
①西側は荒れ過ぎていて、確認出来ませんでした。
②南端には麓に降りる道がありました。
御薗宇城全景。(南西側より)
城跡から北西に400~500m。
右に「平賀氏の墓地」の説明板。
平賀氏の墓地。
(まとめ・総評)
平賀氏の3代惟長の築城。
15代弘保が白市の白山城を築城して移り、平賀氏の200年間の拠点としての役目を終えた。
城跡の周りを1周しましたが、かなり峻険で外からの攻撃は困難でしょう。
A郭からE郭へも容易に登れず、守りの形としては理想的と言えるでしょう。

西条ICから国道375号線を北へ約2.7km、「中核工業団地」の標識を右折。
JR入野駅方面に向かう幹線道路に入り約2.8km、右に案内表示を見て右折。
100mで左に「平賀氏の墓」、更に400~500mで左に案内表示を見て左折。
すぐ左手奥に写真1枚目の案内板が見えます。
案内板前に数台駐車可能です。

案内板を右に行くと、すぐA郭B郭が左手に見えます。
E郭へは、A郭B郭を見過ごして直進して外側から登るか、本文で説明した方法で登ります。

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 参考資料:なし