tree  牛頭山(うしずやま)、689m
場所広島市安佐北区安佐町飯室 山城の郭跡
山城の郭跡を辿る
登山日/天気2009年7月28日(火) 曇り
メンバー単独
マップルート図 登山口→三角点峰→山頂(西峰)→(西廻り)→登山口
 登山口→鞍部 :30分
 鞍部⇔三角点峰:14分(往復)
 鞍部→山頂  :26分(比高240m)
 山頂→登山口 :50分


登山口
登山口。
この右手が牧場になります。
牛頭山
入山すると、すぐ椎茸の栽培設備があります。
ヒメジョオン
姫女苑(ヒメジョオン)でしょうか。
クガイソウ
蜂が止まる九蓋草(クガイソウ)。
ダイコンソウ
大根草(ダイコンソウ)。
牛頭山
T字路です。
案内通り左に行きます。
牛頭山
谷筋に向けて一旦下りますが、
このところの長雨のせいで山道が沢化して、
右へ左へと非常に歩きにくい。
牛頭山
谷筋に突き当って、またT字路です。
右折して本格的な登りに入ります。

目の前は右から左へ水が轟々と流れていますが、
普段は空沢なのでしょうか?
牛頭山
そのすぐ上で地面から水が溢れ出してます。
暗渠化した沢が豪雨で溢れ出したのでしょうか?
牛頭山
急登+ガレの為、ロープが張ってあります。
三角点峰と山頂(西峰)の鞍部まで続きます。
牛頭山
鞍部に到着です。
右折して山頂を目指す予定ですが、
寄り道(左折)して、三角点を踏んできます。
(15分あれば余裕で往復出来ます。)
三角点峰
三角点峰手前で右に巻いて、
T字路を左ですぐ三角点峰です。
(右は本串山への縦走路です。)

木間越しに北の展望が微かにあります。
牛頭山
鞍部に戻って、今から山頂へ向けて尾根歩きです。
キノコ
白いキノコが...
城跡
牛頭山は山城跡になっており、
山頂から東西の暗部までは、
平坦部(郭跡)と段差の繰り返しです。
牛頭山
樹林帯を抜けると目の前は山頂です。
山頂
山頂到着!
山頂
南西側の展望案内図。
武田山荒谷山宮島窓ヶ山とある。
山頂
その古いやつ。
山頂
中央が荒谷山、その左奥が武田山、
右奥の方に霞んで宮島窓ヶ山が見えます。
山頂
北東側の展望案内図。
山頂
その古いやつ。
山頂
こちら側の山並みは霞んで何も見えない。
山頂
登山口前の牧場をアップ。
山頂
その向こうの青少年野外活動センター。
山頂
その右手の展望。
右端の町並みは星が丘団地でしょうか。
山頂
恒例、記念の1枚!
郭跡
西に向けて下山開始!
山頂西に一段下がった削平地(郭跡)があり、
写真右端の藪をかき分けると
すぐ次の郭跡があり、そのまま下って行けます。
郭跡
途中、山道はこの大岩の左を巻いて下りますが、
変な感が働いてこの岩に登ってみると...
郭跡
郭跡でした。
牛頭山
微かに北側の展望が得られます。
牛頭山
雪の下(ユキノシタ)科の花でしょうが...
葉や花は「アマギアマチャ」や「ノリウツギ」
に似ていますが、萼(額)がありません。
牛頭山
鞍部に到着!
藪+湿地と化しています。
牛頭山
鞍部を右折しますが、ここも湿地です。
ギボウシ
擬宝珠(ギボウシ)。
コアジサイ
時期的に小紫陽花(コアジサイ)の花が散った跡だと
思うのですが、まだ蕾にも見えます。
牛頭山
鞍部谷筋から中電の巡視路に入るが、
山肌を直線的に縦走するので、
谷と尾根を繰り返し上下します。
牛頭山
スイカズラ科の赤い実の様ですが、
鬼小葉の鎌酸実(おにこばのがまずみ)か
藪手毬(ヤブデマリ)ではないでしょうか?
牛頭山
突然道が良くなったと思ったら、
登山時の最初のT字路です。
標識が無かったら、行き過ぎる所でした...
クガイソウ
今度は蝶が止まっています。
牧場
下山。
正面は牧場です。
牧場
羊が...
牛頭山
牛頭山全景。(北東側より)
中央左が東峰(三角点峰)、右が西峰(山頂)。
※別日撮影。
(まとめ・総評)
約33年ぶりの登頂です。
小学校の時、林間学校で青少年野外活動センターで合宿し、その際に登って以来です。
時は流れて来月、甥が全く同じ経緯で牛頭山に登る予定なので、一足先に登って足跡を残して来ました。
甥に回収指令を出す為に、普段は残さない登頂プレートを掛けて来ました。


広島北ICから北上し、国道191号線から261号に入って1.1km先で信号を左折、野外活動センターを目指す。
野外活動センター手前で左折、ゲートを潜り農園を縫って牧場にたどり着く。
牧場の前に駐車スペースがあるが、ちょっと遠慮して停めた方がいいかも...

今回は城跡巡りも兼ねていたので、下山ルートも変えて、時間を掛けてゆっくり登り下りをしました。
通常はピストンすれば、2つ目のT字路から鞍部までの急登以外はかなり楽に登れます。
山頂では、今回は霞みで展望が悪かったのですが、天気が良ければ展望は楽しめるはずです。


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 参考資料: 田部戒自「広島市の山を歩く 上巻」