siro  松山城(まつやまじょう)、比高130m
場所愛媛県松山市平和通4丁目 現存天守の雄姿
現存天守の雄姿
訪問日2011年11月13日(日)
備考加藤嘉明の築城、現存十二天守が一つ(松平氏再建)。
ミシュラン二つ星。

郭図の表示
鳥瞰図(松山市史料集第2巻付図より)


松山城跡
東側からロープウェイ(リフト)で登り、
更に東雲口登城道を登って来ると、
この石垣が見えてきます。

今回は、ここから登城、本丸に登り、
本壇(天守閣等)を巡った後、
本壇の周りを反時計回りに回り、
大手門から黒門口登城道を下り、
二の丸に至ります。
松山城跡
そこから右を向くと、奥に巽櫓が見えます。
松山城跡
左を向くと石垣の上に隠門続櫓(重文)が見えます。
松山城跡
大手門横の坂道を登ると、中ノ門。

正面に天守閣が見えるので、騙されて直進すると、
右手に延々と石垣が続きます。

正しく攻めるには、
右にUターンして戸無門を目指します。
松山城跡
そこで見上げると太鼓櫓。
松山城跡
振り返って戸無門(重文)。
松山城跡
戸無門を潜ると筒井門。
その奥の出っ張った石垣の向こうに隠門。
松山城跡
その隠門(重文)。
筒井門に攻めかかった敵に、
こちらから出て側面を衝きます。
松山城跡
筒井門と太鼓門の間の郭です。
正面は、太鼓櫓~太鼓門西塀~太鼓門南続櫓です。
松山城跡
そして太鼓門を潜ると...
松山城跡
本丸です。
松山城跡
振り返ると太鼓門西塀の裏に、
控え柱と鉄砲狭間。
松山城跡
本壇をアップ!
右が天守閣で、左が小天守。
松山城跡
本壇に登りかけると、紫竹門東塀。

昭和10年に国宝となるが、
昭和25年の法改正後、重文となる。
松山城跡
そこから筋鉄門東塀越に天守閣を仰ぐ。
松山城跡
そして一ノ門(重文)を潜る。
左が三ノ門南櫓(重文)、右が一ノ門南櫓(重文)。
松山城跡
更に左の二ノ門(重文)を潜り、
右の三ノ門(重文)を潜る。
松山城跡
すると正面に三ノ門南櫓(重文)。
松山城跡
右を向くと、
筋鉄門東塀越(重文)と、筋鉄門(重文)。
松山城跡
筋鉄門を潜ると、
天守、櫓、廊下に囲まれた天守広場です。
ここを通らないと天守閣に行けませんが、
ここは四方から攻撃出来る、完全防御です。
松山城跡
天守広場より小天守。

ここから天守閣に入り、
廊下を反時計回りで移動し、
小天守経由で天守閣に登ります。
松山城跡
内門上の廊下。
松山城跡
そこから北側を見下ろす。
奥は仕切門内塀(重文)。
松山城跡
十間廊下から乾門方向を見下ろす。
松山城跡
廊下の途中(小天守の下階?)に、本丸、二の丸図。
松山城跡
小天守から、南隅櫓。
眼下は乾門東続櫓東折曲塀。
松山城跡
小天守から、
一ノ門から櫓の向こうに二ノ門、左端に三ノ門と、
登場経路が一望出来ます。
松山城跡
天守広場も一望。
松山城跡
天守閣最上階まで来ました。
松山城跡
北側の展望。
松山城跡
西側の展望。
松山城跡
南側の展望。
松山城跡
東側の展望。
松山城跡
上記左奥をアップにすると、湯築城跡
松山城跡
甲冑が置いてあるので、とりあえず装着!
松山城跡
天守閣を出て、仕切門(重文)を出てきました。
松山城跡
本壇を出て、
天神櫓南塀越しに、天守閣の頭が...
松山城跡
長門、長門東続櫓。
松山城跡
北隅櫓を仰ぐ。
松山城跡
北隅櫓~十間廊下~南隅櫓。

本壇を取り巻く廊下、塀や櫓には、
石落しがずらりと並ぶ。
松山城跡
乾門。

ここを潜ると古町口登城道へ続きますが、
今日はここで引き返します。
松山城跡
南隅櫓、小天守を仰ぎながら、
紫竹門に向かいます。
松山城跡
紫竹門(重文)。
バックは南隅櫓、小天守、天守閣。
松山城跡
大手門まで戻って来ました。
ここを潜って、黒門口登城道を下ります。
松山城跡
竪堀跡?
松山城跡
黒門口登城道。
松山城跡
この石垣を過ぎると...
松山城跡
二の丸。
松山城跡
二の丸の塀沿いに、松山城図。
松山城跡
松山市全図。
松山城跡
...
松山城跡
槻門。
松山城跡
二の丸入口。
松山城跡
その横に案内板。
松山城跡
展示室内に模型。
松山城跡
二の丸。
松山城跡
大井戸。
松山城跡
大井戸の、当時の様子。
松山城跡
林泉庭から天守閣を仰ぎ見る。
松山城跡
二の丸遠景。
バックに本丸(本壇)が見える。
松山城跡
そこから東側に移動して、土塁。
松山城跡
土塁の外に堀。
松山城跡
松山総合公園展望台(西側)より、松山城遠景。
松山城跡
丘陵地をアップ!
松山城跡
更に天守閣をアップ!
(まとめ・総評)
関ヶ原合戦の功により加藤嘉明が当地に入り、築城を開始するが、完成を待たずに会津へ移封となる。
以後、蒲生忠知、加藤泰興、松平定行と城主を替え、明治維新まで松平氏の統治が続く。

1784年、本壇の主な建物が落雷により焼失。
1854年、松平勝善により本壇(天守閣など)を再建。これが現存天守です。

昭和27年、国史跡に指定。
平成18年、日本100名城に選定。
平成21年、ミシュランガイド2つ星に認定。

back  comment


 
 参考資料:松山城(伊予鉄道株式会社管理サイト)