siro  海老山城跡(かいろうやまじょう)、比高53.7m
場所広島県広島市佐伯区海老山町
訪問日2008年2月11日(月)
備考厳島合戦の折り、陶軍に攻められた宍戸氏の城
地形図の表示


主郭へ向かう登り道の途中左手に石垣跡。
主郭。
中央の石垣は櫓台。
主郭から東側の展望。
中央奥にかすかに仁保島城跡が見えます。
同じく南東側の展望。
南西側の展望。
厳島です。
主郭にある案内板です。
主郭北東にある竪堀跡でしょうか?
北側から回りこんでみるとその下にも竪堀跡。
上の写真のものとは一旦切れているので、
上の方は怪しいです。
その少し北側にも小規模な竪堀跡でしょうか?
その西側にある竪堀跡。
西側中央辺りに突き出た郭跡?から西側の展望。
中央の丘陵地は桜尾城跡ではないでしょうか。
海老山城跡南端部分(西側より)。
南端を頂点に北へなだらかに下っています。
(まとめ・総評)
厳島合戦の折り、陶軍に攻められた宍戸氏の城で、本城から西1kmにあった五日市城の属城。
北側はほぼ公園化されて原型をとどめていませんが、南側は一部石垣跡や、郭、竪堀らしき跡が見られる。
今は住宅地の中にいきなり現れる丘陵地ですが、当時(中世)は海に囲まれた小島だった様です。

国道2号線を西進すると、JR五日市駅を過ぎてすぐ左手に見える丘陵地が海老山城跡です。
商工センター内を西進すると、商工センター西端の新八幡川橋を渡り、700m先で右手に見える丘陵地です。
(こちら側からはビルや学校が建設中で丘陵地は見えにくくなっています。)
私は近所の親戚の家から徒歩で行きましたが、
北側から車道が登っているらしいので、そこに駐車場があるのではないでしょうか。

back  comment


 
 参考資料: ひろしま昔探検ネット