siro  赤城跡(あかじょう)、比高10m
場所広島県世羅郡世羅町川尻
訪問日2007年3月18日(日)
備考毛利氏の武将、林肥前守の支城
地形図の表示


麓の案内板。
毛利氏の武将、林肥前守の支城で、
弟の右馬允(うまのすけ)の城の様...
登るともっと詳しく書いてある。
ここは完全に公園化されている。
A郭。
B郭。
B郭のある井戸跡。
バックはA郭。
C郭。
東側から全景。
遠くに林肥前守の松岡城跡が見えます。
(3倍ズーム)
松岡城跡を近くで見るとこんな感じ...
(まとめ・総評)
世羅町に無数にある城跡の内の1つ。(超ローカル)
林肥前守の弟の城とあるが、林肥前守の隠居城(松岡城から)との説もある。
毛利氏の武将とあるが、郡山城からは離れていて、周りの状況に左右されながら、
大内氏と尼子氏の間を行ったり来たりしたのではないでしょうか?...

国道432号線から、県道405号線を南下し、国道184号線を目指す。
多分甲山ICが出来る辺りの右手に、小高い丘があり、丘陵上に「赤城跡公園」の看板が見える。
駐車場は無いので付近の路肩に車を停める。

登れば、比高10mなので、あっと言う間に郭跡に着く。
公園化されており、桜、ツツジ、チューリップ等が植えてあり、
4月頃には色とりどりの花を咲かせる事でしょう。
(公園化は、城跡ファンにはちょっと余計だったかも...)

思うに、
●A郭…本丸(物見機能付き)
●B郭…二の丸
●C郭…三の丸
か、
●A郭…物見丸
●B郭…本丸
●C郭…二の丸
だったのではないでしょうか?...

これも想像ですが、東側は川が天然の堀の役目をしているのでは...
西側は、西側の山の支尾根だったのを分断して丘状にし、守り易くしたのではないでしょうか?...

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 参考資料:「大田庄歴史館」内資料