膝痛が治らない。幾分良くなったかもしれないが...
なので、今年のミヤマキリシマ山行は、ちょっと楽をして、牧ノ戸から扇ヶ鼻を目指す事に...
扇ヶ鼻、久住山、中岳、あわよくば星生山まで廻ろうかと思ったが、結果から言えば、扇ヶ鼻と久住山だけ...
それでも何とか御池までは行って来た。
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いつもの如く、3時前に起床、3時には出発した。
コンビニで朝食をゲット、広島東ICから高速に乗り、壇之浦PAで休憩、小倉東ICで降りる。
道の駅「豊前おこしかけ」で2度目の休憩、耶馬渓経由で南下し、九重町から四季彩ロードでくじゅうを目指す。
いつもの長者原はそのまま通過、程なく牧ノ戸峠に到着! 牧ノ戸は11年振りだ!
手前の駐車場は一杯だったが、奥の一段上の駐車場には楽々停めれた。
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準備を済ませ、トイレも済ませ。
9:00、さあ、出発!
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登山口横にある地図。
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最初はコンクリート道。
緩やかに見えるが、意外にキツイ!
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10分程で、東屋のある広場。
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三俣山方面の展望。
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左を向いて、右奥が涌蓋山。
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更にコンクリート道は続く...
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ここは階段!
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東屋から8分で、沓掛山西の肩に到着!
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ベンチもある。給水休憩...
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沓掛山エリアは岩だらけ!
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...
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...
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ちょっと開けて、今から進む稜線。
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振り返る...
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右奥に道標的なのが見えるが、
ここが山頂では無い様だ。
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そろそろ、沓掛山エリアも終わり。
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長者原方面、タデ原湿原が見えた。
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上記、中央右奥をズーム!
由布岳だ!
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...
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ツクシドウダン。
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これは見事!
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上記をアップ!
先ほどのと、微妙に色艶が違う。
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これは更に薄い色。
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イワカガミ発見!
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もう1枚!
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沓掛山エリアを抜け、
なだらかな稜線歩きになってきた。
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おっ! ここはイワカガミが群生してる!
こんなのは初めて見た。(^o^)/
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このツクシドウダンも見事!
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アップ!
どの株も色艶違って、なかなか面白い。(^_^)
なので、ちょっと並べてみた!
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この高度で、早くもミヤマキリシマ。
う~ん、上の方はどうかな?
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ちょっとした広場を通過!
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ヘリだ!
自衛隊機かな?
先ほどは戦闘機っぽいのも飛んでたし...
(2020.6.16 追記)
調べてみたら、空自の UH-60J らしい。
と言う事は、芦屋基地発で、
↓は、U-125A かな?(こんな写真しか...)
どちらも捜索、救難関係の機体の様です。
(こちらを参照。)
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右を向いて扇ヶ鼻方面。
この先の分岐から、中央の小ピークを越え、
右奥の台地に乗り、右外の山頂を目指す。
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左を向いて、星生山西の尾根先辺り。
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ここにもイワカガミ。
過去の山行からいくと、
個人的には貴重な花だが、
本日はあちこちで見る。
なので、もう撮らない...
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扇ヶ鼻分岐。
ここでちょっと悩む...
扇ヶ鼻、先に行こうか?後にしようか?
時間的に次の久住山でお昼にする事を考え、
先に行く事に... 後だとしんどいし...
なので、右へ...
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先ほど右手に見た小ピークまで登り、
登り返しの急登を望む!
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その急登!
しんどい... ( ̄д ̄;)
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山頂手前の台地に乗り、落ち着く。
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上記、奥をズーム!
祖母山だ!
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山頂(扇ヶ鼻)を望む。
もうちょっとだ!
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この辺りがミヤマキリシマの群生地のはずだが、
ほとんどが蕾だ... ( ̄□ ̄;)
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この岩の間を抜けて、
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扇ヶ鼻到着!
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久住高原を見下ろす。
いい感じだが、ちょっと霞んでるな...
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ちょっと右向く。
微かに、阿蘇山や外輪山が見える。
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阿蘇山をズーム!
根子岳(左)、高岳、中岳(右)が確認出来る。
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あそこの尾根先まで行ってみよう!
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途中、マイヅルソウ。
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尾根先まで来た。
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風車が見える。(ズーム!)
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くじゅう連山(南部)全景!
右から、久住山、中岳、天狗ヶ城、星生山。
←拡大!
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山頂側を振り返る。
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上記から、ちょっと右手に目を落とす。
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星生山の左下に、
ちょっとしたミヤマキリシマが見える。
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上記、ズーム!
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山頂の傍らに、ミヤマキリシマがこれだけ。
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さあ、次へ向けて一旦下る。
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すぐに分岐。
左から来たので、右に行ってみる。
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ツルキンバイ。
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この一帯に、
ミヤマキリシマが群生しているはずが...
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この後、先の超急登だった所を超急降する事に...
ストックでつっかえ棒にしながら慎重に下ったが、何度かズルッとなって、
都度膝で踏ん張って、激痛が走った。 {{{{( ̄△ ̄)}}}}
一時的な痛みで、後に影響しなかったのは、幸い...
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分岐まで下りてきた。
右へ...
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西千里ヶ浜に入った。
扇ヶ鼻から高度を下げたので、
今は星生山しか見えない。
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西千里ヶ浜から一段低い湿地。
奥に、いくつか池塘が見える。
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星生崎が見えだした。
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星生山分岐。直進!
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久住山も見えだした。
左の岩場は星生崎。
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星生崎の下を通過。
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しばらく岩場になる。
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広場が見えてきた。
トイレはあるが、避難小屋が無くなってる。
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先ほどからヘリが行ったり来たりしてたが、
ここにある荷を久住高原方面に運んでいる様だ。
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...
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広場到着!
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実は、先ほどからちょっとお腹が痛かった。助かった~
100円をポストに入れ、個室(トイレ)の方へ直行! (´_`;) ふ~
で、ヘリが5分毎に往復している様で、上記の奥に登りかけた時にやって来て、
50mくらい離れた所に降りて来たが、帽子が飛ばされそうなくらいの、結構な風だった!
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久住分かれ。
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左を向いて、北千里ヶ浜を見下ろす。
奥は三俣山、左は硫黄山。
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久住山でお昼、その後、あわよくば天狗ヶ城、中岳と思っていたが、ちょっとしんどいかな...
この時点で、天狗ヶ城、中岳はほぼ諦めた。
久住山でゆっくりしよう!
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久住山まで、まだあるな~
左から大きく回り込んで、
後40分くらいは掛かる。
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中央の丘陵に乗って、右に進路を採るが、
右から丘陵地を巻いてくる人が見える。
そっちの方が楽なのかなと思い、
右に巻いてみるが、結局変わらなかった。
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空池が見える所まで来た。
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久住山山頂(右端)を目指すが、
ここからしばらくは急登だ!
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上記中央辺りで稜線に乗ると、
岩だらけの道(?)になる。
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山頂到着!
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すぐに記念の1枚!
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久住高原の方からヘリが飛んできた。
(ズーム!)
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そして、眼下の谷筋を通る。
なかなかヘリを見下ろす事って無い。
ちょっと得した気分! (^^)/
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早速、お昼。
そして、食後のコーヒー。
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今度は自衛隊のヘリが真上を通って行った。
(超ズーム!)
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カラスが2、3羽いた。
何か狙っているのかもしれないが、
登山者は何も残さないよ~!
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先ほど行った、扇ヶ鼻。
これを見ながらのお昼でした。
秋は、こんな感じ。
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上記、中央をズーム!
山頂(左)と尾根先(右)。
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ここからも久住高原の展望はGood!
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左が天狗ヶ城、右が中岳。
そして、中央の黒っぽい大岩の向こうが御池だ!
左側から少し登りがあるが、
あそこまでは行ってみよう!
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さあ、下山開始!
奥は稲星山。
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ん~、いい景色だ!
←拡大!
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ここから急降だ!
左から回り込んで、登り返して、
黒岩の左側(御池)を目指す!
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空池のほとりまで降りて来た。
この空池は火口跡です。
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そして空池を回り込む。
空池は御池より低いが、何故か水が溜まらない。
そう言う地質だとか...
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程なく、御池(みいけ)到着!
←拡大!
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ちょっと右向く。
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奥に避難小屋が見える。(ズーム!)
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一段高い所に上がって、見下ろす。
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...
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天狗ヶ城を見上げる。
ここに登れば、坊ガツルが見渡せるが、
もうこの比高70mがしんどい!
(2021.6.9追記)
記憶違い!
天狗ヶ城からは坊ガツルは見えませんでした。
もう一歩進んで、中岳からは見えます。
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振り返って、空池越しに久住山。
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そのちょっと右。
あの登り返しの手前で、右に巻いて帰る。
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その巻き道。
前回は、この巻き道の途中で足を挫いて、
扇ヶ鼻を諦めたんだよな~ (^^;)
なので、慎重に...
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巻き道が終わって、奥に久住分かれが見える。
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久住分かれから、再度北千里ヶ浜方面を望む。
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そして、右奥の平治岳をズーム!
まだ最盛とまでは行かない様だが、
こちらは十分に堪能できそうだ!
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トイレの広場まで戻って来た。
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ヘリが通ってた谷筋。
左上が久住山。
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上記から、比高40mほど登り返して、
西千里ヶ浜まで戻って来た。
青空に星生山が映える。
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正面に扇ヶ鼻。
中央のちょこんと尖った所が山頂。
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右から回り込んで、
中央の稜線の最高所が沓掛山。
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大分近づいてきた...
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あの上辺りが沓掛山山頂かな?
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往路で左から来たので、
帰りは階段を登ってみる。
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山頂近くで後方が開けた。
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上記中央をズーム!
中央ちょっと左のポコっとした所が、
扇ヶ鼻山頂だ。
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右手に例の東屋が見えた。
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今度は、左手に駐車場(牧ノ戸峠)が見えた。
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東屋。横目に通過...
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15:40、下山しました。
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いつもより早く終わったので、「九重"夢"大吊橋」「豊後森機関庫公園」に寄り、
「湯の森くす」で汗を流して帰ろうと思ったが、3分の2程は思い通りにはいかなかった。
まず、「九重"夢"大吊橋」... 駐車場で係員に呼び止められる。
「マスクはありますか? 強制なんですが...」「無いです。」
「売店で売ってますので... 割高ですが...」
マスクを持参してなかった私が悪いのですが、
屋外でマスク必須? 熱中症対策で、マスクを外す事も推奨されている中で、強制とは...
(この日の現地の想定最高気温は、27.6度。)
しかも、割高って!!!
橋を渡るだけで入場料500円も取るんなら、通常、いや、割安、いや、1枚進呈でもいいのでは!!
何か気分が良くないので止めた! もう二度と行かない。
重ね重ね、マスクを持参してなかった私が悪いのですが... m(_ _)m
で、次に「豊後森機関庫公園」で機関庫と転車台を見に!
Webで「湯の森くす」の営業の確認をしていて発見した。いつも通っている道のすぐそばだ!
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通り道(車道)から機関庫が見える!
過去9回往復しているが、気が付かなかった...
※写真はストリートビューから拝借。
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機関車と機関庫。
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転車台。
詳しくはコチラ!
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そして「豊後森機関庫公園」から10分ほどで、「湯の森くす」。
しかし、「定休日」の看板が... ( ̄□ ̄;)
しかも金額がボードに書いてあるが、550円! 3年前で400円、昨年が500円だったが...
営業自粛のあおりか? 通常の値上げか?
で、どうしても風呂には入りたいので、別の風呂(温泉)を探す事に...
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道々、いくつか「温泉」の表示はあったが、
ここ「若山温泉」に飛び込んでみた。
300円、露天と内湯があるとの事。
もちろん露天へ...
シャワー、シャンプー無し、洗面器、石鹸あり。
なかなかの解放感ある露天風呂だった。
Googleマップの登録写真を参照!
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湯上り後は、いつも寄る、中津のイオンへ...
最近は、イオンでちょっと買い物をして、北九州地方のすき家で夕食にしていたが、
北九州は今、"ちょっと"って感じなので、夕食もイオンで済ませる事に...
全部は廻って無いが、食堂エリアの店舗がいくつか変わっていた。
大衆食堂的な店が出来ていたので、迷わず入った。
唐揚げ定食にしたが、ボリューム満点で、ちょっと満腹に...(^^;)
食後、営業時間短縮のせいか、食料品売り場はもう閉まってた... ( ̄д ̄;)
なので、自販機でジュースだけ買って、イオンを後にする。
この時、19時過ぎだったか...
平日なので、高速の深夜割引(0時から)を見据えて、途中休憩を多めにする。
往路で寄った道の駅と、高速で2度SAに寄って、翌0時半前に帰宅。
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毎度の事だが、高山で閉めた空ペットボトル、
平地に戻ってくると、こんなになる。
そして、ふたを開けた瞬間、
ペコンッ! って元に戻る。
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膝痛、ストックを最大限に使用したおかげか、思ったよりは大丈夫だった。
ただ、3月からずっと、小学校の体育館が使えないので、週一のバレーとソフトバレーが出来てない。
明らかに、運動不足によるスタミナと足筋の低下を痛感した。
しかし、
今回のくじゅう、ミヤマキリシマは残念だったが、
例年と違うエリアながら、11年振りで、新鮮さと懐かしさが入り混じって、なかなか楽しめた。
前回は、紅葉シーズンで、一部紅葉を除けば、茶色い世界だった。
今回は、気持ちのいい新緑の中、花も多く、ミヤマキリシマ以外を十分堪能出来た! (^o^)/
来年、中岳を含めて、もう一度チャレンジしてもいいかも...
ただ、ミヤマキリシマの最盛時期が、梅雨入りの時期と被って、タイミングが難しい...
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ちなみに、初めて触れるが、
「クジュウ」の表記、本サイトでは「くじゅう」としている。
よく目にするのは「九重」の方だが、これには地域に関する問題がある様だ。
三俣山~星生山を結ぶラインの北西側が九重(ここのえ)町、南東側が久住(くじゅう)町で、
ここの主峰が久住山であるなど、ややこしい現状がある。
公平を期す為に、正式な名称等では「くじゅう」の表記が使われるみたい...
なので、本サイトでも、右に倣えとしている。
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