いつもの3人が揃ったら三瓶山に行こうと思ってたが、H君と二人になったので近場の白木山にした。
「白木山。9時、狩留家駅集合。」だけメールをして、「あわよくば鬼ヶ城まで縦走」と思ってた。
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狩留家駅でH君を拾って、白木山駅まで行くと、20台近くの車の列。ちょっと遠くに停めた。
ちょっと体調が悪かったせいか、登山口までに既にお疲れ... (´_`;)
そのせいで、白木山よりもっと軽い登山にしようかとも考えたが、
いい山が思いつかず(集合場所、時間を変更せず)、そのまま決行する事に...
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登山口。
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入山7分で、1合目が見えた。
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こちらは2合目先の「穴地蔵」。
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道端に背の低いツツジが...
園芸種かな?
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本当に体調が悪い。「途中リタイア」の文字も頭を過る。 (´_`;)
穴地蔵、2合目半、3合目過ぎ、4合目で立ち休憩。
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急登では度々立ち止まる。
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やっと5合目到着!
ここでは座り込んで、しばらく休憩する。
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休憩中、目の前にサワフタギ。(ズーム!)
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6合目通過!
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7合目で、倒れ込む様に座って休憩!
ここまで来たら、何とか山頂まで頑張れそうだ...
が、しんどいのを薬(やばいやつでは無い)を飲んで紛らわす。
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7合目先の超急登!
しんどい...
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7合目半の水場に到着!
先ほど休憩したばかりだが、ここでもザックを下ろして立ち休憩。
H君は水場で顔を洗って、水を飲んでたみたいだけど、私はその元気も無い。 (´_`;)
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8合目通過!
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9合目でも、最後の急登を前に座り込んで休憩。最後の鋭気を養う!
今日は、とりあえず山頂まで行くが、お昼を食べる元気も出ないだろうな~
鬼ヶ城山への縦走も「無し」だな、等と考える...
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9合目先では一旦ホッとする道だが、
この後、最後まで急登が続く。
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まだ頑張って花を付けてるアセビがちらほら...
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急登中に前方が開けて山頂の様に見えるが、
過去に何度か騙されたので、もう騙されないぞ!
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コバノミツバツツジ。
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アセビの新芽の紅葉。
若葉が強い日差しから身を守るために
紅葉するとか、しないとか...
(所説あり。)
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今度は本当に山頂の様だ。
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山頂到着!
2時間23分もかかった...
先行していたH君は、
芝生に寝転んでリラックスしてる...
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とりあえず可部側を見下ろせる所に座り込む。
天気もいいし、気温も20度足らずくらいか、柔らかい日差しと相まって気持ちいい! (´o`)
15分もボーっとしてたか、体調が復活してきた。昼食を採る事にする。
H君は先ほどからおにぎりとパンを食べてたが、まだカップ麺も食べる様だ。
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今回は「長崎県産 炭焼き あごだし」ラーメン。
「あご」とはトビウオの事です。
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食後に、やっと落ち着いたので、コーヒーを片手に山頂を廻る。
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狩留家、長者山方面。
今日は、PM2.5が多いのと、
気温が上がったせいで、霞んでる...
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安駄山~高鉢槍~高鉢山の稜線。
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眼下をズーム!
Bちゃんの勤めるC社が見える。
「Bちゃん見てる~」
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ちょっと右を向いて狩留家の町。(ズーム!)
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鬼ヶ城山への稜線の途中の中尾山から、
西(可部方面)に伸びる稜線。
あれを歩いたのは、もう4年も前かあ。
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三入(可部)方面。
今日は霞んで、県北の山までは見えないが、
眼下の高松山、福王寺山、螺山などは懐かしい。
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もうちょっと右。
中央奥に、南原ダム、可部冠山が見える。
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三入のC校が見える。
知り合いや知り合いの子達が4人は通ってるはず。
市立ながら中学入試のある教育校だ。
そう言えばYさんが親子でここに登って、
見下ろしたいって言ってたが、もう来たのかな?
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ヤマガラ。(超ズーム!)
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私の体調も戻って来たので、H君に鬼ヶ城山への縦走の話を持ち出したが、
狩留家駅にバイクを停めてるせいか、ちょっと難色を示していたが、
何故か急に行く気になったみたいだ。
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縦走前に、恒例の3連写!
私だけ激しく動いてる... (^^;)
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さあ、向かう先を望んで、縦走開始!
中央奥の鉄塔を右に巻いて、
その左端の鬼ヶ城山を目指す。
そして、鬼ヶ城山の向こう側から下って、
二十畳岩に寄って、上深川に下る予定です。
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縦走路。
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狩留家ルート分岐。
この狩留家からのルートは、
昨年の豪雨時に通れなくなったとか...
地元の方の情報なので、
大分下の方の事かと思いますが、
どれくらいの状況かも不明です。
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ここで林道に合流です。
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林道はいい道が続く...
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ここは右手が切り開いてあって、
巨岩が見えるが、あれが「天狗岩」かな?
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フジの季節です。
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おっ! 何か建物が見えてきた。
確かあの辺りに下山路があるとか...
前回の縦走時は、上深川側から入って、
迷走して、この先の林道に出てきたので、
この正規ルートは知らない。(^^;)
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案内があった!
「←アンテナ塔・鬼ヶ城」
「上深川駅・20畳岩→」とある。
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鬼ヶ城山頂まで比高66mある。
ここまでの疲れと、まだまだ下りが大分残っているので、
山頂は展望も無いとのことなので、鬼ヶ城山頂はパスする事に...
実は、
向こう側(北側)からの道もあるはずなので、そちらから登って通過する予定だったが、
それらしい分岐はあったが、案内が無かったので、ここまで来てしまった。
国土地理院の電子地図を見ると、向こう側からなら比高32mしかないみたい。
(その地図には山頂を通過する道は載ってない。10年前の同地図には載っていたが...)
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そして、いきなりの超急降。
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この辺りも大きな岩が多い。
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超急降7分で、振り返ってみる。
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岩場が...
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そこから、ちょっとだけ展望...
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急降10分で、二十畳岩分岐。
案内が2つもある。
この写真ではちょっと見え難いが、
左奥に登り用の分岐がある。
そちらの案内板は見逃し易いが、
見逃してもここの案内板には気が付くでしょう。
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あの間を超えて、
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二十畳岩到着!
過去に4度来てますが、
いつも団体で来るので、新鮮と言うか、
ちょっと寂しい感じもある。
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相変わらずの好展望!
先月家族で登った木ノ宗山も眼下に...
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H君はどうしてもあそこに行きたかったみたいで、
右側から大きく回り込んであそこまで行った。
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振り返ると大岩。
実物は写真で見るより、かなり大きい!
今日は登らないが、
左手から回り込めば、比較的楽に登れる。
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そろそろ、下山開始!
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10分足らずで展望岩。
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更に10分足らずで尾根先(?)。
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普通はここで左に折れ、谷筋に急降して、
沢沿いに下山口まで歩くのですが...
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上記、右奥に向けていい道が見える。(手前の木に隠れているが...)
前から気になっていたが、いつも団体だったので、見送っていた。
なので、本日はちょっと冒険! 右に行ってみる。
もう一つ右(西側)の谷筋からも鬼ヶ城山下の林道を目指せる(一昔前の書籍情報)みたいなので、
途中でその道に合流するだろうと予想していたのですが、さて...
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最初はいい道だが、
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すぐに荒れてきた。
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時々、踏み跡すらロストしそうになる。
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谷筋に降りる気配もなく、ずっと尾根沿いに歩く。
倒木回避を繰り返し、藪をかき分け、踏み跡を探しながらたどって、
ちょっと不安、ちょっと後悔をしかけた所で...
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中電の巡視路に合流!
左へ...
先の分岐から15分の冒険でした。
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いい道になった。
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そして、鉄塔で久しぶりの展望。
鉄塔の向こうは椎村山。
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振り返ると、鬼ヶ城山。
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二十畳岩をズーム!
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そして、鉄塔から5分で下りてきた。
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振り返ると、中電巡視路の入り口になってる。
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結局、隣(西側)の谷筋に出る事なく、正規ルート登山口の150m下に出てきた。
想像するに、
巡視路合流後、右に行けば、隣(西側)の谷筋の道に合流し(地図参照)、そのまま下れば下山、
隣(西側)の尾根に乗れば、その先で巡視路から逸れ、尾根道を登って林道まで続いていたのでは...
ともあれ、無事下山!
後は、三篠川沿いの道で、狩留家駅までてくてくと歩く。
抱岩歩道橋、下西橋、西中橋を渡り、川沿いの気持ちいい道で、35分ほどでした。
実は、抱岩歩道橋、豪雨時にちょっと傾いて通行止めに。でも地元の人は普通に通ってる... (^^;)
良い子は、真似しない様にね! (´_`)
そして、嫁に狩留家駅近くまで車で迎えに来てもらい、白木山駅まで自分の車を取りに行く。
(下山時、嫁は外出中だったので、このタイミングになった。)
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今回、白木山まではかなりしんどかったが、
山頂では気持ちのいい気候で、2時間ちょっとも滞在してしまった。 (´〇`)
縦走路は、山道部分は多少のアップダウンはあるものの楽な工程。
そして、林道部分はほぼ平坦な道がひたすら続く。
林道から逸れて下りに入ると、二十畳岩を挟んでひたすら急降が続く。
二十畳岩でもいい時間が過ごせ、ちょっと寄ったつもりが、30分余りの滞在となった。 (´o`)
例の分岐で正規ルートを外れてからは、踏み跡も怪しい道が続くが、尾根伝いに行けば迷う様な事は無い。
鉄塔の所で二十畳岩を仰ぎ見る事が出来るのを除けば、特にお勧めの出来る道では無いかな...
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