毎年恒例のミヤマキリシマ山行も、今年で6年目。
九州北部は4日前に梅雨入りしたらしいが、まだ雨は振ってない。しかも、本日は雲ひとつ無い晴天だ。
例年ならもう1週くらい遅らせる所だが、本日のミヤマキリシマはどうかな...
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しまった! 寝坊した!
3時に出るつもりが、3時過ぎに起きた。 ( ̄□ ̄;)
で、結局3時25分に自宅発。
コンビニで朝飯をゲット、高速で1度休憩、いつもの通り小倉東ICで降りる。
豊前市の道の駅で2度目の休憩、中津市から耶馬溪経由で玖珠町まで南下し、
九重町からは『九重夢大吊橋』のある県道40号線を通らず、昨年同様『四季彩ロード』で長者原を目指す。
平日の為、小倉東ICから中津市までは、渋滞とまでは言わないが車が多かった。
2度の休憩も、合わせて40分くらい取ったか、結局9時を過ぎて長者原に着いた。
ここで気が付いた。コンビニでゲットした朝飯をまだ食べてない。
いつもは、5時ごろに空腹に耐えかねて早めに食べるが、お腹が空かなかったせいか、忘れてた!
とりあえず、駐車場でおにぎりを1つ食べて、残りパン2つは行動食にした。
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駐車場から三俣山と星生山を仰ぐ。
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星生山をズーム!
お~、今年も期待出来そう。
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トイレを済ませ、9時20分過ぎ、やっとスタート!
「平治号! 行って来るよ。」
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ノイバラ。
この(登山口)近辺では、あちこちで見る。
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登山口から橋を渡って階段を登ると、
タデ原湿原が目の前に広がる。
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そして、木道を歩く。
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左手を見ると、
湿原散策用の木道がいくつか見える。
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林道で1枚撮ったら、何故か手振れ。
シャッタースピード 1/30秒で、
手振れ補正機能もあるはずだが...
つぶつぶのフレアは、
レンズに埃が付いてるのかな...
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で、ここから林道を逸れて、山道に入る。
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落葉樹帯なので、
朝の涼しさと明るい感じが同居して、
気持ちいい...
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雨ヶ池越までは、基本緩やかに登って行くが、
処々で階段を交えた急登などがある。
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オオヤマレンゲ。
を撮ろうとしたら、蜂が飛んできた。(^^;)
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蕾と、
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こんなのしか無い。
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去年に続いて、不作だ。
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崩落地を横切る。
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その横のヤブウツギ。
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登山口から1時間ちょっとで展望地。
今年も涌蓋山まではっきり見える。(^^)/
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いつものシロドウダンの木。
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アップ!
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ここの岩場は、乗り越える様に通過。
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雨ヶ池越 到着!
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平治岳が見えた!
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ズーム!
いつもより色が濃い。
花が密集しているのか? ( ゚ ▽ ゚ )
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ハルリンドウ。
ここでは、秋にも春にもリンドウが見れる。
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オレンジ色のつぶつぶ(花)がいっぱい落ちてる。
何だろう?
白いのは木漏れ日が白とびしてる。
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雨ヶ池越から12分先の展望地。
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そこから、坊ガツルを望む。
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北大船山から左(北)に延びる稜線。(ズーム!)
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平治岳本峰(左)と南峰(右)。(ズーム!)
両峰とも南面(右側)によく花が付いているので、
坊ガツル側に寄れば寄るほどよく見える。
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本峰西の肩先を更にズーム!
やはり今年は一味違う。
早く行きたい!
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ちょっとガレて歩き難い区間。
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この階段を下れば、もうすぐ坊ガツル。
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上記から4分で坊ガツルが広がる。
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坊ガツルから平治岳。
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ズーム!
本峰南面と南峰南面(大戸越側)がっ! (^O^)/
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昨年、一昨年と
三俣山沿いの道でキャンプ場まで行ったが、
3年振りに内側の道を通る。
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沢を渡りながら、三俣山。
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そして、平治岳。
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白口岳(左)、中岳(中央左)方面。
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北大船山(中央)、大船山(右奥)方面。
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しつこい様だが、平治岳。
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中岳方面。
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三俣山。
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キャンプ場 到着!
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先にトイレを済ませ、炊事場へ...
お昼のうどん用に500ml、コーヒー用に350mlの水を補給。
朝食の残したパンを1つ食べて、エネルギーも補給!
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そう言えば、開始直後からどこか遠くでずっと断続的に雷が鳴っていた。
山行中、樹間から空を見上げても青空しか見えず、どこかで積乱雲でも発生してるのかな?
と思っていたが、坊ガツルに着いても雲ひとつ無い好天だ!
『青天の霹靂』と言う言葉の通りだが、実際には最後まで何も無かった...
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さあ、平治岳を目指して、再スタート!
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白い花がいっぱい生ってる。
ウツギかな?
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昨年から設置されてた木道。
ここは、梅雨時期には、道も道の外も、
どうしようもないくらいのドロドロになる。
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そこから平治岳を遠望。
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ズーム! ヽ(*´▽`)/
でも、これでしばらくは見納め...
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ここも梅雨時期は、足の踏み場も無く、
脇の樹林帯を通ったりする事も...
本日はちょっと湿って滑りやすいかな、
って程度です。
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先の展望から36分、坊ガツルから48分、
左手に平治岳(南峰)を見上げる。
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そして、すぐに大戸越到着!
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見上げると、晴天に緑とピンクが映える! (^_^)/
そのまま休憩も無しで、
吸い寄せられる様に登りにかかる。(^^;)
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この区間は終始急登!
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急登7分で、坊ガツル。
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そして、大戸越。
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分岐。
右がロープの超急登、左が迂回路。
右はちょっと渋滞してる様だし、
疲れもあるので、本日は左へ...
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南峰 到着!
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南峰の西端方面。
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そして、今年の本峰南面。
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ズーム!
密集度は最高だ。
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南峰から本峰(右上)へ移動中。
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えっ! 同じ写真って?
いえ、ちょっとずつ近づいてます... (^^;)
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右手(東側)を見ると、全く植生が違います。
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山頂(本峰)が近づいてきたかな...
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さっきからうるさいと思ってたら、
ドローンが飛んでる。
皆、山には憩いを求めて来てるのでしょうが、
これは頂けない!
周りからも、クレームの言葉が聞こえる...
\(*`∧´)/
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山頂(本峰) 到着!
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由布岳方面。
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ズーム!
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西の肩を見下ろし、今から肩先を目指す。
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南峰なめの大船山。
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山頂を振り返る。
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13時過ぎ、いつもの肩先の岩場に着いたが、先客が4名も...
どうしよう?と思いながら、岩場の手前で展望を楽しんでいたら、帰り支度を始めた。
「よしっ!」と思って、入れ替わる様に岩場に陣取ったら、3人パーティーと、1人だった。
その1人は、陣取った私のすぐ横に三脚を立てて写真を撮り始めた。
その人も3人パーティーが居なくなるのを待ってたか、一言声を掛けてくれれば、ちょっと寄ったのに...
その間、ちょっと狭くて昼食の準備が出来ない。
なので、展望を楽しみながら、写真を撮りながら、待つ...
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坊ガツル。
左奥が中岳方面、右が三俣山。
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ちょっと右、雨ヶ池越方面。
中央奥は涌蓋山。
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更に右、飯田高原。
左奥は万年山。
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もっと右、由布岳まで見える。
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雨ヶ池越をズーム!
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涌蓋山をズーム!
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万年山をズーム!
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飯田高原の水田をズーム!
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三脚の人は、しばらく写真を撮って満足したか、居なくなった。よしっ! 昼食の準備だ!
今日も、マイブームの「うどん」にしたが、先に感想を言うと、
「暑い日に、うどんはちょっと...」って感じだった。
今回のうどんは、
真空パックの常温麺に、ヒガシマルのうどんスープの素、みそ汁の素、玉子、かき揚げ、ネギ、一味。
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作品名「ミヤマキリシマとうどん」
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ヘリがしばらく三俣山北峰上でホバリングして、
何事も無かった様に去っていったが、
何だったんだろう?
ここから見る限り、かなり近寄っていたが、
人がいたら、風圧で危険だろうってくらい...
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お皿とスープに見えるが、
うどん鍋の蓋とコーヒーです。
コーヒーカップを忘れた。
最近、忘れ物が目立つ... (´_`;)
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ミヤマキリシマなめの、南峰なめの、
北大船山なめの、大船山。
中央奥は祖母山。
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大船山をズーム!
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あえてミヤマキリシマを入れずに、坊ガツル。
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十字路をズーム!
右上が、雨ヶ池越(長者原)方面、
右下が、吉部登山口方面、
左上が、法華院温泉方面、
左中が、キャンプ場方面。
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テント場をズーム!
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法華院温泉をズーム!
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反対を向いて、由布岳をズーム!
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1時間ちょっとの滞在。この岩場に...
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南峰方面を見下ろす。
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山頂側を見上げる。
幾分枯れ色も見えるが、蕾も見える。
でも、これは過去(2013年以降)最盛だ! (^o^)/
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山頂に戻って、別府湾方面。
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下山前に、記念の1枚!
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白骨樹化したミヤマキリシマ。
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南峰に向けて下って行く。
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ベニドウダン。
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同じ株だが、上記に比べて、赤い部分が多い。
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岩場に張り付くミヤマキリシマ。
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西の肩方面。
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ちょっと色合いの違うやつ。
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南峰の西端付近で、イワカガミ発見!
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南峰西端の岩場から坊ガツルを見下ろす。
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上記から左を向く。
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大戸越を見下ろし、
下り専用路(この岩の向こう側)から下る。
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昨年は見なかった白いツツジだ!
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過去に「白いミヤマキリシマ」と書いたが、
どうも違うようだ...
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変わった枝振りのミヤマキリシマ。
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大戸越まで下りて来た。
最後にもう一度見上げ、そのまま進む。
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ガマズミ。
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木道の所まで帰ってきた。
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上記から8分でここ。
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更に2分で、キャンプ場の炊事場。
ここでちょっと休憩、ちょっと給水。
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で、平治岳にお別れ。
先を急ぐ。C= C= C=┌(~_~)┘
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サワオグルマがいっぱい!
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法華院温泉。
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坊ガツルを振り返る。
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平治岳をズーム!
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「脚下照顧」の石シューズ。
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法華院温泉内に張ってある地図。
←拡大!
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法華院温泉内を抜けて、振り返る。
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奥の石堤に向けて、
コンクリート道(階段含む)の超急登がある。
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そして、これを登って来た。
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もうちょっと先に石堤。
ここで疲れて一休み。
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そのちょっと先で、平治岳と大船山。
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しつこい様だが、ズーム!
見事なミヤマキリシマにテンション上がって、
何枚も撮って、何枚も載せてしまった...
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この辺りで、法華院温泉に向かう年配女性とすれ違う。京都から来られたとか...
法華院温泉に泊まって、明日、平治岳か大船山を目指すとか...
多分、本日は牧ノ戸峠から久住山近辺を廻って来たと思われる。
明日の山行は平治岳をお勧めしたが、山としては大船山の方が魅力的だとか言われていた。
私がこの時間(16時過ぎ)に反対方向に歩いてるのを怪訝に思ったらしく、
諏蛾守越から長者原に下山するだけ、と説明したら納得したみたいだ。
そんな人が他にも居たが、久住山近辺から来て坊ガツル方面を目指す一泊コースが定番なのかな?
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岩壁に張り付くミヤマキリシマ。
やはり、厳しい環境に適した植物の様だ。
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そろそろ北千里ヶ浜が近づいて来た。
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坊ガツル、平治岳ともお別れ...
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北千里ヶ浜 到着!
中央だけ道の様に小さな砂粒だが、
何回かここを水が流れているのを見た事がある。
小さな砂粒はそのせいか???
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硫黄山をズーム!
噴煙が上がってます。
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振り返る。
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そして、毎度の猿岩。
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諏蛾守越に向けて、最後の急登!
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左を向いて、中央左奥が久住山。
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久住山山頂をズーム!
16時40分、さすがにもう人はいない...
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諏蛾守越 到着!
と思ったら、工事車両が!!!
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2年前の熊本地震で壊れたであろう、立ち入り禁止、使用禁止になっていた鐘と壁を修復してる。
車がここまで登って来る認識はなかったが、そう言えば、硫黄山方面に道があった様な...
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三俣山を見上げる。
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北千里ヶ浜、大船山を振り返る。
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修復の終わった壁と、修復中の鐘(の台)。
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裏から...
壁にあったトンネルが無くなってる。
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工事車両は、
ここから硫黄山道路に向けて帰っていったのか。
「立入禁止」の看板はあるが、
いつもの様にロープで止めてない。
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そして、登山者はこちらに下りる。
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硫黄山道路が見えて来た。
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振り返る。
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硫黄山を見上げる。
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諏蛾守越で休憩中、そこを休憩もせずに通り過ぎて行ったおばちゃん3人パーティーが、
先程の「立入禁止」の所から硫黄山の直下を通って来たらしく、
「落石危険、ここから300mは休憩するな」の看板の横で休憩してる。
看板の事を教えて、ここは危険ですよと注意をしてあげたが、
愛想は良かったが、おばちゃん達のよくある特徴は「人の言う事は聞かない」事だ。
疲れたから、とか言ってしばらく動く気配が無かった。
もしかしたら、気持ち早目に休憩を切り上げたかもしれないが...
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グミの様だが、アキグミかな?
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おばちゃんパーティーには、ここまで来れば、
落石防止柵がある事を教えてあげたのだが...
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長者原を遠望!
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駐車場をズーム!
今まで気が付かなかったが、
駐車場裏がちょっとした丘になっていて、
展望台の様になっている...
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三俣山が青空に映える!
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ここから再度山道へ突入!
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サワフタギの蕾。
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コケモモ。
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アップにすると分かり難いですが、
米粒より一回り大きいくらいの小さな花です。
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左が土石流跡。
その右に2本道が通っているが、
どちらを通っても問題なし!
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もう一度、三俣山。
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飛行機が...
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山道歩き21分で、硫黄山道路に再合流。
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この木々のトンネルが見えたら、もう少し...
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上記から7分、前々記から24分、下山しました。
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足裏が非常に疲れた(痛い)。
いつもの足湯に浸かって癒されようと思ってたら、湯が張って無い! ( ̄□ ̄;)
周辺の店が全部閉まってたから、何か嫌な予感がしたが、かなりショック!
今日は着替えも持って来ていないので、温泉に入る予定も無い。
で、とぼとぼと駐車場に足を向ける。
そして、往路と同じ道で帰途に就く...
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途中で給油し、いつも寄る中津市(大分県)のイオンモールに寄ったが、昔寄ってた定食屋が今は無い。
スーパーの方でお菓子とジュースだけ買って、ちょっと店内をぶらぶらして帰る。
小倉東ICちょっと手前で「すき家」があったので、そこで夕食、同駐車場敷地内にあるコンビニで、
眠気覚まし用に100円コーヒーを買い、小倉東ICから高速に乗る。
しかし、やはり眠気が...
途中のPAで仮眠、1時間20分程眠っていたか、帰宅したのが翌2時くらいだった。
毎度の事、溜まったカープの試合(ビデオ)を見るが、
前日(木曜日)見かけだったのは、2回裏に薮田が10点もとられて、続きを見る気が無くなった。
当日分(金曜日)の試合を見たが、朝の5時に見終わって布団に入った。 z Z Z ...
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昨年も梅雨に雨が降らず、泥道も無く、快適に歩けた。
今年もちょっと早目にしたせいか、梅雨の降雨前の山行となった。
来年からも早目の山行計画を立てようっと! (^_^)
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