毎年恒例、赤石山系のアケボノツツジ。今年も東~西の縦走となった。
まずは、東赤石山までの工程を紹介します。
四国遠征のいつものごとく、朝(?)3時に広島を出発、山陽道~しまなみ街道~一般道を通って別子方面へ...
途中、SAで1度休憩、四国に渡って給油、河原津の浜辺で目指す山容を撮影、などを経て、
6時40分、下山口の日浦登山口に到着! もちろん駐車場はいっぱい! みんな停めてる路肩へ...
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道中、河原津の海岸で、砂浜に下りてみた。
これもキレイだが、10分前までは、
輪郭くっきりの真っ赤な朝日だった!
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浜辺から今から向かう山容を仰ぐ。
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ちょっとズーム!
中央辺りが赤石山系だ。
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更にズーム!
中央の鋭鋒が西赤石山、
その左のごちゃごちゃした辺りが物住頭辺りで、
東赤石山は、
その奥でそれに重なって見えるか見えないか...
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石鎚山がよく見える所でも止まってみた。
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ズーム!
左の台状の三峰が石鎚山で、
右から、弥山、天狗岳、南尖峰。
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日浦登山口からは、トランクから折り畳み自転車を出し、組み立てて、瀬場の登山口を目指す!
道のり5.4km、標高差178mを下り、13分で瀬場の登山口に到着!
毎年思うが、この時間帯の自転車走行は寒い...( ̄д ̄;)
で、7時過ぎにはスタート!
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登山口前にあるエクロジャイト。
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そして、登山口。
左はトイレだが...
出来れば、日浦登山口で済ませておきたい。
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最初は、杉林のジグで高度を稼ぐ。
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ある書籍に、
この辺りは平家落人の集落跡とあったが、
これは別子銅山関係の遺構かな...
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これは石積みと石畳の道。
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竹林も抜けて...
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筏津からの道に合流。
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紅葉の新緑が眩しい!
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慎重に...
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落葉樹の葉が朝日に透けて気持ちいい!
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ヤマツツジ。
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崩落してる! ( ̄□ ̄;)
左のロープを伝って、慎重に...
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毎年、同じ様な写真を載せてる気が...
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ここの橋は水面まで1.5mくらいはある。
落ちると、リタイアは免れない。
いつも橋の途中で撮るのがちょっと怖いので、
今日は渡る前に1枚!
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こちらは下流方向。
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渡って、振り返る。
しっかりしている様に見えるが、
長いせいか、意外にふわふわして、
端の方を踏むとちょっとよじれる!
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そして、すぐに分岐。
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← 東 赤 石 山 3時間10分
谷道コース 山荘経由
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東 赤 石 山 2時間30分 →
尾根道コース
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新しい案内プレートだ。しかし、
・左が40分多いが、実際は右と然程変わらない。
・右は「尾根道コース」とあるが、実際は尾根越え後の谷道コースとなる。
とりあえず、昨年は右だったので、今年は左へ...
そして、バテバテで3時間18分もかかる事になる。 (´_`;)
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こちらの道はシャクナゲが見れる。
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対岸に群生。(ちょっとズーム!)
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ゴーロの小谷を横切る。
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ミツバツツジ(亜種)。
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ここに突き当たって、小休憩。
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左を向くと、この大岩。
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大岩の左のこの橋を渡って先に進む。
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橋の上から...
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渡って、振り返る。
ここの橋もちょっと高いし、ふわふわする...
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ここも橋で渡渉。
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ここも...
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ここは岩で渡渉。
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右下に滝が...
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この辺りは沢沿いのいい道が続く。
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上に見える旗を目印に左に進路を採るのだが、
今回は直進がロープで通行止めになっていて、
分かりやすい。(^^)
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この辺りは、足元が湿っているので慎重に...
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岩の隙間を水が流れてますが、ここが道だ!
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ここで右に渡渉して、沢から離れていく。
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淡いピンクだが、
アケボノでなく、ミツバツツジだ。
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この道、何かおかしいぞ!
この両サイドの枯れ木は全部笹だ!
何故、葉を付けてない???
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と言う事で、笹について調べてみた。
笹の寿命は50~60年で、花を付けた後に枯れると言う。枯れる時は数キロ範囲で一斉に枯れるとか...
その花が落とした種子で再生するのでしょうが、最低でも十数年かかるとか...
赤石山系では、今年がこの50~60年周期の年だったのでしょうか?
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ツガ(コメツガ?)の新芽。
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ここの笹も全滅だ!
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入山3時間15分、やっと沿道にアケボノツツジ。
でも、何か萎れてる...
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迷いそうな所を赤テープに導かれて進む。
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やっと稜線が見えた。右が八巻山。
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赤石山荘分岐。右へ...
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これも萎れてるな...
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東赤石山を目指して、並行道を進む。
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右手後方、右端に平家平、冠山が見える。
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キバナノコマノツメだ!
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と思ったら、あちこちに群生してた...
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正直に言うと、
シロモジ、クロモジの区別が付かない...
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今度は、平家平、冠山のずっと右に、
ちち山も見えて来た。
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地形図を見ると並行道だが、
実際は色々ある...
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しつこい様だが、
今度は、ちち山の右奥に、石鎚山。
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上記からちょっと左を向くと、
今通って来た谷筋が見える。
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赤石山荘分岐から25分、
ここから稜線取り付きまで超急登となる。
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イシヅチザクラ。
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超急登17分、やっと稜線到着。
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萎れてるものと蕾が混在してる???
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稜線取り付きから6分、山頂(東赤石山)到着!
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瀬戸内海を一望!
目を凝らすと、奥に微かに陸地が見える。
福山市辺りだ。
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右を向く。
香川県西部辺り。
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左を向く。
奥にしまなみの島々が見える。
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ズーム!
新居浜の市街地。
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ちょっと右向く。
左端に殆ど砂地の国領川が見える。
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平家平~冠山~ちち山の稜線。
隙間から、伊予富士、石鎚山などが見える。
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今から三角点側に移動します。ちょっと早足で2分程度先です。=3=3=3
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右側が、今通って来た西ルートの谷(瀬場谷)、
左側が、昨年通った東ルートの谷。
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東側の展望、
権現山、エビラ山、二ツ岳などが見える。
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権現山手前の権現岩をズーム!
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上記山塊の左奥をズーム!
右奥に霞む台状の山は、
金刀比羅宮のある琴平山(右)と、
そこから大麻山(左)に延びる稜線。
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先程と変わり映えしないが、
ここからも好展望! (^^)/
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開花中のシャクナゲ。
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山頂側に戻って、アケボノツツジ。
まだ咲いてもいないが、蕾も少ない...
稜線直下ではもう萎れかけていたし...
今年は何かおかしいな???
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ここに5人くらい居らしたか、
その1人に頼んで、記念の1枚!
3人くらいのパーティーで、
福山から来られたとか...
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さて、そろそろ縦走開始するかな...
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上記、目指す西赤石山をズーム!
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昨年はスローペース作戦のおかげで、この時点ではまだ元気だった。
と高を括っていたが、今年はスローペース作戦も効果が無く、既にバテバテだ!
やはり、サボっていた分は結果として顕著に表れる。
6月のくじゅう、7月(8月?)のテント泊北ア遠征に向けて、
「行きたい時に行きたい山」だけではなく、トレーニングと割り切った山行も必要だ。
ともかく、その前に今回の縦走報告を完結せねば!
続く...
しかし、連休のせいか、人が多かった。
昨年は山頂側で1人、三角点側で数人と出会ったが、今年は、両側合わせて10~15人くらいと出会った。
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