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長者山(ちょうじゃやま)、571m |
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![]() | 前回(長者山~呉娑々宇山 縦走)同様に、 今回は車の中からトトロに見送ってもらいます。 |
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湯坂を詰めて、車道が180度ターンする所、
ここに車を停めて、登山口とします。
大型ダンプのよく通る道で、
その回転(切り替えし)場となっているので
気を付けて駐車を...
車止め(登山口)
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←狩留家 ┃
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←小河原 ┃車止め(下山口)
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![]() | 車止めを超えて廃車道に入ると、 不法投棄の粗大ゴミが一杯です。 (ゴミはあえて写しません。) |
![]() | 更に車止めがあります。 この向こう右に巡視路入口があります。 ここはパスして先に進みます。 (この奥にもう1つ車止めがあります。) この巡視路に行きかけて、資料を見直し、 間違いに気付く。5分ロス。 |
![]() | ガードレールがあるので車道だと分かるのですが、 足元は落ち葉が体積して、車道の体はありません。 |
![]() | 谷が車道から右に1段下がった所にあります。 谷の奥(北)側から段差無く入山出来ます。 ↓右手の木にこの印があります。 |
![]() | 入山後は沢を右に左に、通れる所を通ります。 苔むした岩がゴロゴロの谷です。 150m先で谷が二分し、右谷に一歩入った所で、 巡視路の標柱が真ん中の尾根を指す。 先ほどの巡視路は尾根越えでここに合流かな? 尾根に取り付き、中電の黄色い札に沿って登る。 左下を見ると沢筋が更に二分してます。 |
![]() | しばらく尾根の急登をした後、 山道は尾根を左に巻きだし、ゆったり歩いてると、 左から沢が合流して、また急登となります。 しばらく沢の左岸を歩きます。 |
![]() | 急登にうつむきかげんに歩いていると、 大きな落ち葉がいっぱい... と思ったら、ホオノキがあちこちに... |
![]() | 沢を詰めると広い谷になり、 例の中電の黄色い札に導かれ、 沢を左に渡り、そのまま尾根取り付き開始です。 |
![]() | この尾根取り付きは超急登です。 つづら折りですが、それでも足元が危うい! |
![]() | 尾根に取り付くと、視界が開け鉄塔が見えます。 鉄塔までもう少し急登が続きます。 |
![]() | 鉄塔下から振り返る。 中央が木ノ宗山、その左に二ヶ城山。 |
![]() | 右を向いて、高鉢山。 山頂(南峰)に霧がかかる。 |
![]() | 振り返って、中央奥が今から向かう長者山。 遥か遠くです。 |
![]() | 鉄塔から数分で稜線に取り付きます。 右折して縦走開始です。 |
![]() | 最初のピークまでは短い急登です。 ピーク右手下に削平地?があります。 何でしょうか? この先の長者屋敷跡と何か関係有るのかな? |
![]() | ヤブツバキが一輪... |
![]() | 605m峰。 左、榎ノ木峠(下山路)、右、長者山(縦走路) の分岐になっています。 ↓長者屋敷跡とあります。何??? |
![]() | 最初のピークからは難所もなく、 気持ちのいい尾根道が続きます。 霧が出ている様です。 木間越しの視界は、左右とも真っ白です。 |
![]() | 612.7m峰。 本コース最高峰で、三等三角点があります。 展望はありません。 |
![]() | やはり、気持ちのいい尾根道が続きます。 |
![]() | アカガシ。 樹皮に特徴がありますが、 尾根道では結構多く、 わりと大きいものが目に付きます。 |
![]() | それを見上げる。 |
![]() | 見事なアカガシ。 |
![]() | 560m峰から下りかけると、一瞬視界が開け、 長者山が見えます。結構な登り返しに見えます。 |
![]() | 気持ちのいい尾根道が更に続きます。 先ほどからの霧も晴れかけている様です。 |
![]() | 鞍部からの登り返しで覚悟してたら、 難なく頂上です。 後で地形図を見直すと、なだらかな登りでした。 |
![]() | 志和方面の展望。 中央奥右に虚空蔵山、左奥に微かに生城山。 右端の水平の稜線が八世以山でしょうか。 |
![]() | 水ヶ丸山方面の展望。 水ヶ丸山山頂は霧の中。 右端奥に霞む稜線は野呂山でしょうか。 |
![]() | 鉾取山方面の展望。 鉾取山山頂は霧の中。 眼下はみどり坂。 |
みどり坂をアップ! スカイレールが見えます。![]() | |
![]() | 北西の展望。 こちらは木間越しに木ノ宗山と鬼ヶ城山(霧の中) が見える程度です。 |
![]() | 北の展望。 右に高鉢山の裾野が見えます。 霧がなければ中央に白木山が見えるはずです。 |
![]() | 記念の1枚! |
![]() | 上記山名プレートが掛かっている木、 コナラの冬芽と葉根。 |
![]() | その隣の、 コバノミツバツツジの冬芽と葉根。 |
![]() | 右奥に、 ヒサカキの蕾。 |
![]() | 下山にかかります。 いきなりの急降で、ロープが張ってあります。 |
![]() | リョウブ。かな? |
![]() | 急降を終えて、小コブを越えると、狩留家分岐。 右折し、支尾根に入る。 ↓右の木にこのプレートが... |
![]() | 支尾根に入るとすぐこの赤テープがあり、 谷筋(右)に下りる。 谷筋に降り、ちょっと先で、 谷底ちょっと左の斜面の山道を行く。 (斜面なので道は少々悪いが、問題無し。) |
![]() | すると、少し先で山道が左に巻いて行くが、 沢筋に沿って右下に行く。(写真) 後は踏み跡も怪しい広い谷を行くが、 沢沿いか谷の中央辺りを行くと間違いない。 時々、踏み外して藪に突入しそうになるが、 迷う様な事はありません。 |
![]() | 一旦沢を右に渡り、左に渡り返す。 |
![]() | するとすぐ先で林道に出ます。 |
![]() | 林道に出てすぐ先の鉄板の橋で沢を右に渡る所で、 左後ろから別の沢が合流して来る。 |
![]() | サルトリイバラの実。かな? |
![]() | 林道の沢沿いはいい所が多い。 |
![]() | あれに見えるは高鉢山かな。 |
![]() | ここもいい所。 ただ、写真には写らない様にしているが、 ゴミが多いのはいただけない。(T_T) |
![]() | 下山。 最近、植物観察に時間をかけてしまい、 予定より、30分、1時間は かるくオーバーしてしまします。 (その割にはあまり詳しくなってないが...) |
![]() | 長者山全景。(白木山より) 手前の稜線の中央右が長者山、 中央左の最高峰が612.7m峰。 |
(まとめ・総評) 今日は天気が悪いので何も考えていなかったのですが、10時半頃に日が差す。 「んっ」って思い、急に金明山に行こうと思い立つ、支度が済んで家を出ようとした時、 金明山城跡探訪用の資料を作ってない事に気が付いた。(この山は登山と城跡探訪を兼ねるつもり...) 時間もあまり無いので、急きょ近所の長者山に切り替えました。 2008年7月21日にも資料不足で金明山を諦めて、槍ガ峰に登っています。余程縁が無いのか... 車で登山口まで移動中、「トトロ」の所でカメラを忘れた事に気付いて引き返す。15分のロス。 11時20分登山開始、突然思い立ってやって来たので、時間的な計画は何もしてませんでした。 軽い気持ちで登ったのですが、下山が3時過ぎ、これから帰って昼食です。 今回は縦走を取り入れましたが、手軽に今回の下山路を往復でもいいかもしれません。 登山口までのアプローチ、最短コースはコチラを参照!(長者山~呉娑々宇山 縦走) 後で調べたのですが、「長者屋敷跡」って中世の山城跡の様です。 確かに近辺に郭や堀切らしい跡がいくつか見られました。 「長者屋敷跡」の存在は知って登ったのですが、名前からして山城跡とは思わず、 周辺の遺構の写真を撮り損ねてしまいました。残念!(T_T) ※上記「長者屋敷跡」リンクについて、 ・ページ内に「東広島市志和町奥屋、広島市東区・安芸区」とあるが、「東区」は「安佐北区」の間違い。 ・「ひろしま昔探検ネット」の該当地図からリンクが無い。何故でしょうか? |
参考資料: 田部戒自「広島市の山を歩く 下巻」 |