sack  久住山くじゅうさん(1,786.5m)~稲星山いなぼしやま白口岳しらくちだけ中岳なかだけ(1,791m)~天狗ヶ城てんぐがじょう星生山ほっしょうざん
場所大分県竹田市久住町 紅葉
↑紅葉  御池↓
御池
登山日/天気2009年10月24日(土) 曇り
メンバー単独
マップルート図 牧ノ戸峠→久住山→稲星山→白口岳→中岳→天狗ヶ城→星生山
 登山口 →久住山 :1時間37分(比高455m)
 
 久住山 →稲星山 :27分
 稲星山 →白口岳 :29分
 白口岳 →中岳  :53分(湿原で迷走/昼食)
 中岳  →天狗ヶ城:9分
 天狗ヶ城→星生山 :1時間3分(登り返し前に足挫く(T_T))
 
 星生山 →登山口 :1時間14分(痛みを堪えて下山)
 
    歩行計    :5時間52分
    全工程    :6時間49分


牧ノ戸峠登山口
牧ノ戸峠登山口。

朝8:45、ひっきりなしに、
何十人もの人が登山口から入って行きます。
いったい今、何百人が久住山に向ってるのか?
牧ノ戸峠登山口
登山口にある案内板。
沓掛山へ
東屋のある展望広場から、長者原方面。
右は三俣山
沓掛山へ
同じく、牧ノ戸峠方面。
右は黒岩山、中央奥は涌蓋山。
沓掛山へ
広場から沓掛山を仰ぐ。
沓掛山へ
沓掛山の西肩にある広場。
右奥は星生山、更に右奥に久住山が頭を出す。
沓掛山へ
沓掛山から今から進む尾根を見下ろす。
ぞろぞろと人の列が見える。
右が星生山、左奥が三俣山
久住山へ
星生山の北尾根越しに微かに由布岳
久住山へ
右は扇ヶ鼻へ、左は久住山へ。
左へ行きます。
久住山へ
ここも右は扇ヶ鼻へ、左は久住山へ。
やっぱり左へ行きます。

この先から西千里ヶ浜に入ります。
奥の中央辺りから左が星生山の稜線です。
久住山へ
振り返って今来た稜線。
稜線が左へカーブした先のピークが沓掛山。
奥に黒岩山と涌蓋山も見える。
久住山へ
星生山。
左の低地は湿地でしょうか?
久住山へ
左は星生山へ、右は久住山へ。
星生山山頂近くの稜線に出る登り口です。
右へ行きます。
久住山へ
西千里ヶ浜に入ると久住山(中央)が見えてきます。
左は星生崎。
久住山へ
星生崎の下に来ました。
星生崎左の岩場を登っている人がいます。
岩登り、楽しそう♪
久住山へ
久住分かれ非難小屋(広場)が見えます。
きれいなトイレもあります。
ここら辺りから、
たくさんいた登山者は分散して行きます。

後ろは天狗ヶ城と右奥にちょっと中岳。
久住山へ
久住分かれ。
左は北千里ヶ浜へ、右は久住山、中岳へ。
右へ行きます。

左奥は天狗ヶ城。
久住山へ
久住分かれ辺りから硫黄山、三俣山。
久住山へ
三俣山の右奥に微かに由布岳
久住山へ
左は中岳へ、右は久住山頂へ。
右へ行きます。
久住山へ
上記分岐から空池を見下ろす。
左奥は天狗ヶ城、右奥は中岳。
空池の奥は御池ですが、ここからは見えません。
久住山へ
犬3匹!
犬連れの人をよく見ます。
久住山へ
久住山山頂。
久住山へ
山頂から阿蘇山方面。
阿蘇山は雲(霧)に隠れて見えません。
久住山へ
同じく祖母、傾山系方面。
やはり雲(霧)に隠れて見えませんが、
久住高原は何とか見えます。
久住山へ
扇ヶ鼻。
久住山へ
星生山。
久住山へ
硫黄山、三俣山
久住山へ
左から天狗ヶ城、中岳、白口岳、
右一番奥は大船山
久住山へ
紅葉した久住山南尾根を見下ろす。
久住山へ
山頂で記念の1枚!
稲星山へ
今から稲星山を目指します。
稲星山へ
久住山の東尾根先から東千里ヶ浜を見下ろす。
右は稲星山、奥は白口岳、更に奥は大船山
稲星山へ
久住山と稲星山の鞍部。
奥は久住高原(南登山口方面)。
稲星山へ
稲星山到着!
稲星山へ
そこから久住山。
右奥は星生山。
稲星山へ
天狗ヶ城、中岳。
右奥は三俣山
稲星山へ
祖母、傾山系方面。
何も見えない代わりに、奥に雲の稜線が見える!
白口岳へ
白口岳。
今から向かいます。
白口岳へ
ミヤマキリシマ。
季節を間違えたのかな?...
白口岳へ
稲星越。
案内標識がボロボロで余り意味を成していません。

バックは白口岳。
白口岳へ
右が鳴子山。
左下に湿地が見えます。
白口岳へ
大船山。
中央裾野の緑の部分が佐渡窪でしょうか?
白口岳へ
白口岳到着!
白口岳へ
坊ガツルと三俣山
白口岳へ
坊ガツルと大船山
白口岳へ
白口岳から中岳方面の谷。
白口岳へ
中岳。
今から向かいます。
白口岳へ
中国地方で見る花崗岩(深成岩)などとは
かなり違います。
中岳へ
白口岳から中岳へ、稲星越をパスして
ショートカットする道があると信じて湿原に突入!
しかし、辺りは沢や水溜りだらけで迷走中。
いつ、藪や苔を踏み抜いて入水するか...

白口岳~稲星越の間に湿原に向けて踏み跡があり、
そこから突入!すぐ踏み跡すら無くなる。
資料(書籍)や国土地理院の地図には道が載って
いるのですが...
中岳へ
リンドウ(竜胆)。
まだ8割がた蕾でした。
これが一番よく開いているくらいです。
中岳へ
湿地からキリシマツツジの斜面をよじ登り、
稲星越から中岳の麓に続く道に出て来ました。
20分の迷走でした。(´_`;)

この道も、潜ったり、掻き分けたり、
あまりいい道ではありません。
稲星越の案内標識といい、
白口岳は忘れ去られようとしてる?...
中岳へ
久住山、稲星山、稲星越、坊ガツル、中岳分岐。
中岳へ
中岳を見上げる。
今日イチの難所でしょうか。
中岳へ
途中、こんな所も...
中岳へ
中岳山頂近くから白口岳と湿原を振り返る。
中岳へ
先ほど迷走したルートはこんな感じかな?
赤が「稲星越」経由ルート、
緑が迷走ルート、
水色の部分が湿原です。
中岳へ
中岳到着!
九州本土最高峰です。

ここで、久住山、御池、星生山、硫黄山
を見ながら昼食です。
中岳へ
坊ガツル、平治岳方面。
平治岳の左奥に由布岳が見えます。
中岳へ
由布岳をアップ。
登山意欲をそそられるいい形をしてます。
中岳へ
硫黄山。(アップ)
バックは黒岩山~泉水山の稜線と、奥は涌蓋山。
中岳へ
稲星山。
中岳へ
左が久住山、中央奥に扇ヶ鼻、手前に御池、
右が今から向かう天狗ヶ城です。
天狗ヶ城へ
天狗ヶ城に移動中、久住山と御池。
天狗ヶ城へ
天狗ヶ城到着!
天狗ヶ城へ
久住山と空池。
天狗ヶ城へ
御池を見下ろす。

↓御池と空池のツーショット!
御池
天狗ヶ城へ
稲星山。
天狗ヶ城へ
中岳。
左奥は大船山
天狗ヶ城へ
三俣山平治岳。
奥に微かに由布岳
天狗ヶ城へ
硫黄山方面。
左奥は涌蓋山(玖珠富士)、
中央奥は万年山でしょうか?
天狗ヶ城へ
中央の鞍部から右のピークまで、星生山の稜線。
左奥は扇ヶ鼻。

今から星生山に向かいます。
御池
途中、左に逸れて御池に...
星生山へ
左は久住山へ、右は久住分かれへ。
右へ行く。
星生山へ
途中、硫黄山と三俣山。

この先で不本意ながら右足首を挫く。(T_T)
何が起こったのか未だによく分からないのですが、
多分、石を踏んで、弾みで山道を踏み外し、
段差で転倒! だと思うのですが...

痛さの余り、しばらく座り込む。
あと星生山と扇ヶ鼻が残っているのですが、
どうしよう...

広島からせっかくここまで来たので、
何とか歩けそうだし、星生山には登ります。
星生山へ
星生崎から先はしばらく岩尾根が続きます。
多分左に巻き道があった様ですが、
とりあえず、岩尾根を歩きます。
でも、足は痛い...(T_T)
星生山へ
ここを潜ります。
星生山へ
星生山尾根で硫黄山に一番近い所です。
元気だったらもっと近付いてみたいのですが...
星生山へ
硫黄山アップ。
星生山へ
最後のひと登りですが、岩尾根でなく、
岩の間を縫って右に巻きます。
星生山へ
星生山到着!
星生山へ
扇ヶ鼻。

↓中央奥に微かに阿蘇山が...
阿蘇山
画像処理をしてみました。
左が高岳、中岳、右が烏帽子岳、杵島岳。
星生山へ
長者原方面。
星生山へ
硫黄山。
奥に平治岳大船山
星生山へ
久住山と西千里ヶ浜。

↓中央奥に微かに稜線が...
祖母山
画像処理をしてみました。
祖母、傾山系でしょうか?しかも祖母山?
星生山へ
今日廻った九重の山々です。
右から、久住山、稲星山、天狗ヶ城、
天狗ヶ城左奥にちょこっと中岳、
その左下にこれもちょこっと白口岳。

扇ヶ鼻で九重の山々とお別れのつもりでしたが、
この足なのであきらめて、ここでお別れです。
星生山へ
この尾根を伝って下りるつもりでしたが、
尾根先の紅葉の部分が岩場の急降なので、
このすぐ左、西千里ヶ浜目指して下ります。
牧ノ戸峠へ
西千里ヶ浜から星生山の西尾根先。
ん~、あそこを通ってみたかったが、
やはり急だ!
牧ノ戸峠へ
扇ヶ鼻。
名残惜しく、裾野を通過。
紅葉
星生山の西尾根先辺りから北西の斜面。
今日イチの紅葉でしょうか。
牧ノ戸峠へ
沓掛山を目指して、のろのろと歩きます。
牧ノ戸峠へ
牧ノ戸峠の駐車場が見えてきました。
牧ノ戸峠へ
下山です。 (´o`)フー
しかし、今から広島まで5時間ちかくの行程です。
(まとめ・総評)
朝4時広島発、8時半牧ノ戸峠着。
この時間だと駐車場はいっぱいで、周辺路肩にあふれかえっているのは認識済みです。
一旦峠を通り過ぎ、戻りながら駐車場所を探す、峠100m北辺りに駐車、トイレを済ませ、
8時45分頃登山開始です。

とにかく人が多く、絶えず入山者がおり、2列くらいでひたすら人の流れに身を任す。
途中、広場などの休憩場所が何ヶ所かあり、だんだんバラついてくる。
すでに下山中の人もおり、各所で渋滞待ちをしてました。
久住分かれ前の広場で、トイレもあり、休憩者もあり、分岐もありで、
この先は久住山まで前後に人の気配はありませんでした。(下山者は多かったが...)

やはりメインは久住山、中岳で、この2座が人が多く、他の峰では1組2組くらいしか出合ってません。

今年3度目の迷走をしました。今まで登山ではほとんど無かったのに、今年は当たり年です。
(城跡探訪の方では、地形図だけが頼りって事が多いので、迷走は当たり前ですが...)
今回迷走の湿原では、網の目の様に水が流れ、一部は藪が隠し、苔を踏むと10cmくらい沈んで、
いつ踏み抜くかドキドキしながら、固い地面を探しつつ飛び石のように移動しました。
湿原を抜け山道に這い上がるまでも、藪を掻き分け、キリシマツツジの低木を避けて、
仕方の無い所は低木をバキバキ踏みながら進んで、よじ登ったりしました。ごめんなさい!m(_ _)m
極め付けに、擦り傷、打撲はしょっちゅうですが、足を挫くなんて初めてです。
おかげで星生山の下山コース変更、扇ヶ鼻省略、下山後の久住高原からの展望も省略です。(T_T)

■登頂した山(峰)■
沓掛山  くつかけやま  1503m  
久住山  くじゅうさん  1786.5m 
稲星山  いなぼしやま  1774m  
白口岳  しらくちだけ  1720m  
中岳   なかだけ    1791m  九州本土最高峰
天狗ヶ城 てんぐがじょう 1780m  
星生山  ほっしょうさん 1762m  
■その他九重の山々■
扇ヶ鼻  おうぎがはな  1698m  
鳴子山  なるこやま   1643m  
三俣山  みまたやま   1744.7m 
平治岳  ひいじだけ   1642.8m 
大船山  たいせんざん  1786.2m 
■近隣の山々■
由布岳  ゆふだけ    1583.3m 豊後富士
黒岩山  くろいわさん  1502.6m 
涌蓋山  わいたさん   1499.5m 玖珠富士
万年山  はねやま    1140.3m 
※)小数点付きは、三角点峰
※)白口岳、天狗ヶ城は国土地理院地図に記載無し






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 参考資料: 山と溪谷社「九重・大崩・屋久島」