tree  岩淵山(いわぶちやま) 733m、感応山(かんのうざん) 510m
場所広島市佐伯区湯来町大字菅沢、大字和田 東郷山
秀峰東郷山を仰ぐ
登山日/天気2009年5月29日(金) 晴れ 時々 曇り
メンバー単独
マップルート図 石ヶ谷登山口→岩淵山→感応山→湯の山温泉
 憩の森  →登山口  :10分
 登山口  →654m峰  :1時間6分(岩場は30分くらい)
 654m峰  →781m峰  :36分(比高540m)
 781m峰  →岩淵山  :36分(比高490m)
 岩淵山  →ニセ岩淵山:15分
 ニセ岩淵山→感応山  :15分
 感応山  →湯の山温泉:26分
    歩行計     :3時間24分
    全工程     :4時間00分


岩淵山~感応山
湯の山温泉に駐車して、
自転車で石ヶ谷峡へ移動中、
今から通る稜線を仰ぎ見る。

左のピークから、
654m峰、781m峰、分岐の峰、ニセ岩淵山で、
ニセ岩淵山の左の小さな双コブの右側が岩淵山、
ニセ岩淵山の右から手前に伸びてる尾根先が
感応山だと思うのですが...
654m峰山
更に自転車で移動中、最初に目指す、
岩登りの654m峰を見上げ、わくわく♪
岩登り、大好きです。
丸子山憩の森
国道433→488号線を西進中、
この案内板で右折、直後にもう一度右折、
道なりに100mちょっとで丸子山憩の森駐車場。
丸子山憩の森
駐車場にはキレイなトイレもあります。
この左手のガードレールの切れた所から
山肌沿いに行くと渓谷に出ます。
石ヶ谷峡
石ヶ谷峡の一景。
ウツギ
開花中の空木(ウツギ)でしょうか?
石ヶ谷荘登山口
登山口。
石ヶ谷荘の駐車場の奥(北側)から入山し、
右手の谷を登り、最初の鞍部を目指します。
岩淵山
鞍部に到着です。
左手に採り、これから尾根の縦走に入ります。
ナツハゼ
いきなりの急登に早くも休憩。
目の前に、夏櫨(ナツハゼ)かな?
サワフタギ
耽羅沢蓋木(タンナサワフタギ)。
鋸歯の形が"耽羅"の方だと思うのですが...
岩登り
手前の小ピークとの鞍部から654m峰を見上げる。
岩場+絶壁!
岩登り
岩場に突入です。


以後、岩場の写真満載です。
岩登り
いきなりロープ伝いに登ります。
岩登り
岩尾根は何処も展望良好です。
通って来た尾根道と、
中央奥は阿弥陀山でしょうか?
ヤマツツジ
山躑躅(ヤマツツジ)。
岩登り
ほぼ垂直です。
岩登り
岩登りは楽しい♪
岩登り
振り返ってもほぼ垂直です。
岩登り
この鎖を登ります。
岩登り
見上げる!
岩登り
隣の尾根も楽しそうな岩場です。
岩登り
変化に富んだ岩場。
岩登り
これを登りきって枝を跨ぐ。
岩登り
右端の辺りがルートです。
谷側はこんなに切り立ってます。
岩登り
また振り返って見るが、
やはり足下が見えないほどの絶壁。
岩登り
左手の谷底です。
怖くてこれ以上乗り出せないので、
岩の下がどうなっているのか分かりません。
654m峰
654m峰到着!
↓三角点

岩淵山~感応山
ザックを置いて岩場に座って朝食です。
おむすびを食っている時、後ろで「ドサッ!」、
ビックリして振り返る。

立て掛けておいたザックが倒れている。
片手におむすびを持ったままザックを持ち上げる。
すると、
中に入っていたステンレスボトル(コーヒー)と
ペットボトル(スポーツ飲料が半分)が落ちる。
「あ~」そのまま砂地を滑って遥か谷底へ...

幸いにも500mlのお茶が残っていたので、
水分は確保出来ましたが「ショック!」...
654m峰
654m峰からの東郷山。

次は781m峰目指して出発!
岩淵山~感応山
コントラストとグラデーションが綺麗だったので
1枚!
岩淵山~感応山
654m峰(右)から1つピーク(左)を越えて、
781m峰の登りに掛かりました。
コアジサイ
小紫陽花(コアジサイ)。
岩淵山~感応山
781m峰手前から南西の展望。
右奥の鋭鋒が湯来冠山、左奥が大峯山
781m峰
781m峰到着!
狭いし、展望もイマイチ...
サラサドウダン
ベニサラサドウダン。
781m峰
石ヶ谷峡。
781m峰
今から進む尾根道。
左の峰が分岐のピーク。
馬の背
781m峰すぐ先にある馬の背。
ここは楽に歩いて渡れます。
槍ガ峰(白木町)の馬の背は這って渡りましたが...
ツクバネウツギ
花、葉の形は大衝羽根空木(オオツクバネウツギ)
に似ていますが、羽根が2枚なのは
小衝羽根空木寄りです。
どちらにしても衝羽根空木系だと思うのですが...
ミツバツツジ
三つ葉躑躅(ミツバツツジ)。
サワフタギ
耽羅沢蓋木(タンナサワフタギ)。
岩淵山~感応山
760m級のピークで分岐します。
右が岩淵山ですが、左は行き止まりらしいです。
ササユリ
笹の中に笹百合(ササユリ)です。
岩淵山~感応山
鞍部から岩淵山に向けて最後の急登です。
直進の道が確認し辛いが、
↓この案内板があります。

岩淵山山頂
岩淵山山頂。
荒れ放題で、ほとんど展望もありません。
岩淵山山頂
なので東へ少し移動すると岩場があり、
岩の上から少し展望が得られます。

左東郷山、右阿弥陀山。
岩淵山山頂
今通って来た稜線です。
ニセ岩淵山
分岐です。
右の黄テープをたどれば下って行きますが、
左手の岩場から展望を得られます。

ニセ岩淵山と言われているピークです。
本家より展望も良く、湯の山から登ってくれば、
こちらの方が近いのでこの呼称なのでしょうか?
ニセ岩淵山
ニセ岩淵山からは、
東郷山を中心に展望が広がっています。
岩淵山~感応山
感応山分岐。
右上が感応山、左下が湯の山。

↓これは湯の山から登って来た人用の案内板。

岩淵山へ25分は無理でしょう。
ニセ岩淵山の事では?
感応山
感応山到着!
感応山
東側(久地方面)の展望。
隣の岩尾根も楽しそう!
感応山
岩尾根の先で記念の1枚!
感応山
そこから見下ろす。
ほぼ垂直です。
ガクウツギ
額空木(ガクウツギ)。
岩淵山~感応山
スポーツセンター分岐。
スポーツセンター(右)方面は谷筋に下ります。
湯の山目指して左へ...
弘法大師
また分岐があり、左に採るとすぐ「弘法大師」。
ここを右へ行くとどこにでるのかな?
湯の山明神社 本殿・拝殿
下山して来ました。

国重文、県史跡「湯の山明神社 本殿・拝殿」。
浅野吉長(七代藩主)が1750年に、
本殿再建、拝殿創建だとか...
湯の山旧湯治場
県史跡「湯の山旧湯治場」。
湯の山旧湯治場
その中。
湯の山旧湯治場
「湯の山旧湯治場」の説明板。

湯の山温泉館
「湯の山温泉館」。
ここでひと風呂浴びて帰ります。
入湯350円、ロッカー50円、良心的です。

室内浴場と露天の打たせ湯があります。
打たせ湯はちょっと冷たいので、
浴場と交互に...
(まとめ・総評)
「広島市湯来ニューツーリズム推進実行委員会」奨励の登山コースです。
「楽ちん登山をはじめよう!~湯来 感応山」は湯の山→感応山のピストンコースで超初級です。
「石ヶ谷峡~湯の山温泉 岩稜線トレッキング」は今回と同コースで、健脚6時間コースになっています。

ホームページで見つけたコースで、岩登り好きの私としては、すぐに「今後登りたい山」リストに載りました。
ただ、岩登りは654m峰までで、ここまでが楽しかっただけに、後は消化気分での縦走となりました。
縦走中のピークも多く、その度に急登を強いられ、辟易してしまいます。
展望も654m峰辺りが一番良く、岩山好きならここまでの往復だけでもいいかもしれません。
(○○山に登ったと言うステータスはありませんが...)

岩場は急登で、岩登り自体危険が伴いますが、尾根の両サイドも切り立った崖で、気の抜けないコースです。
初心者、岩登りの苦手な人や、単独での登山はあまりお勧め出来ません。

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 参考資料:各種サイト