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湯の山温泉に駐車して、
自転車で石ヶ谷峡へ移動中、
今から通る稜線を仰ぎ見る。
左のピークから、
654m峰、781m峰、分岐の峰、ニセ岩淵山で、
ニセ岩淵山の左の小さな双コブの右側が岩淵山、
ニセ岩淵山の右から手前に伸びてる尾根先が
感応山だと思うのですが...
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更に自転車で移動中、最初に目指す、
岩登りの654m峰を見上げ、わくわく♪
岩登り、大好きです。
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国道433→488号線を西進中、
この案内板で右折、直後にもう一度右折、
道なりに100mちょっとで丸子山憩の森駐車場。
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駐車場にはキレイなトイレもあります。
この左手のガードレールの切れた所から
山肌沿いに行くと渓谷に出ます。
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石ヶ谷峡の一景。
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開花中の空木(ウツギ)でしょうか?
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登山口。
石ヶ谷荘の駐車場の奥(北側)から入山し、
右手の谷を登り、最初の鞍部を目指します。
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鞍部に到着です。
左手に採り、これから尾根の縦走に入ります。
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いきなりの急登に早くも休憩。
目の前に、夏櫨(ナツハゼ)かな?
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耽羅沢蓋木(タンナサワフタギ)。
鋸歯の形が"耽羅"の方だと思うのですが...
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手前の小ピークとの鞍部から654m峰を見上げる。
岩場+絶壁!
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岩場に突入です。
以後、岩場の写真満載です。
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いきなりロープ伝いに登ります。
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岩尾根は何処も展望良好です。
通って来た尾根道と、
中央奥は阿弥陀山でしょうか?
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山躑躅(ヤマツツジ)。
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ほぼ垂直です。
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岩登りは楽しい♪
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振り返ってもほぼ垂直です。
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この鎖を登ります。
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見上げる!
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隣の尾根も楽しそうな岩場です。
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変化に富んだ岩場。
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これを登りきって枝を跨ぐ。
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右端の辺りがルートです。
谷側はこんなに切り立ってます。
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また振り返って見るが、
やはり足下が見えないほどの絶壁。
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左手の谷底です。
怖くてこれ以上乗り出せないので、
岩の下がどうなっているのか分かりません。
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654m峰到着!
↓三角点
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ザックを置いて岩場に座って朝食です。
おむすびを食っている時、後ろで「ドサッ!」、
ビックリして振り返る。
立て掛けておいたザックが倒れている。
片手におむすびを持ったままザックを持ち上げる。
すると、
中に入っていたステンレスボトル(コーヒー)と
ペットボトル(スポーツ飲料が半分)が落ちる。
「あ~」そのまま砂地を滑って遥か谷底へ...
幸いにも500mlのお茶が残っていたので、
水分は確保出来ましたが「ショック!」...
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654m峰からの東郷山。
次は781m峰目指して出発!
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コントラストとグラデーションが綺麗だったので
1枚!
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654m峰(右)から1つピーク(左)を越えて、
781m峰の登りに掛かりました。
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小紫陽花(コアジサイ)。
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781m峰手前から南西の展望。
右奥の鋭鋒が湯来冠山、左奥が大峯山。
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781m峰到着!
狭いし、展望もイマイチ...
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ベニサラサドウダン。
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石ヶ谷峡。
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今から進む尾根道。
左の峰が分岐のピーク。
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781m峰すぐ先にある馬の背。
ここは楽に歩いて渡れます。
槍ガ峰(白木町)の馬の背は這って渡りましたが...
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花、葉の形は大衝羽根空木(オオツクバネウツギ)
に似ていますが、羽根が2枚なのは
小衝羽根空木寄りです。
どちらにしても衝羽根空木系だと思うのですが...
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三つ葉躑躅(ミツバツツジ)。
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耽羅沢蓋木(タンナサワフタギ)。
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760m級のピークで分岐します。
右が岩淵山ですが、左は行き止まりらしいです。
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笹の中に笹百合(ササユリ)です。
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鞍部から岩淵山に向けて最後の急登です。
直進の道が確認し辛いが、
↓この案内板があります。
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岩淵山山頂。
荒れ放題で、ほとんど展望もありません。
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なので東へ少し移動すると岩場があり、
岩の上から少し展望が得られます。
左東郷山、右阿弥陀山。
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今通って来た稜線です。
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分岐です。
右の黄テープをたどれば下って行きますが、
左手の岩場から展望を得られます。
ニセ岩淵山と言われているピークです。
本家より展望も良く、湯の山から登ってくれば、
こちらの方が近いのでこの呼称なのでしょうか?
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ニセ岩淵山からは、
東郷山を中心に展望が広がっています。
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感応山分岐。
右上が感応山、左下が湯の山。
↓これは湯の山から登って来た人用の案内板。
岩淵山へ25分は無理でしょう。
ニセ岩淵山の事では?
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感応山到着!
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東側(久地方面)の展望。
隣の岩尾根も楽しそう!
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岩尾根の先で記念の1枚!
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そこから見下ろす。
ほぼ垂直です。
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額空木(ガクウツギ)。
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スポーツセンター分岐。
スポーツセンター(右)方面は谷筋に下ります。
湯の山目指して左へ...
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また分岐があり、左に採るとすぐ「弘法大師」。
ここを右へ行くとどこにでるのかな?
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下山して来ました。
国重文、県史跡「湯の山明神社 本殿・拝殿」。
浅野吉長(七代藩主)が1750年に、
本殿再建、拝殿創建だとか...
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県史跡「湯の山旧湯治場」。
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その中。
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「湯の山旧湯治場」の説明板。
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「湯の山温泉館」。
ここでひと風呂浴びて帰ります。
入湯350円、ロッカー50円、良心的です。
室内浴場と露天の打たせ湯があります。
打たせ湯はちょっと冷たいので、
浴場と交互に...
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(まとめ・総評)
「広島市湯来ニューツーリズム推進実行委員会」奨励の登山コースです。
「楽ちん登山をはじめよう!~湯来 感応山」は湯の山→感応山のピストンコースで超初級です。
「石ヶ谷峡~湯の山温泉 岩稜線トレッキング」は今回と同コースで、健脚6時間コースになっています。
ホームページで見つけたコースで、岩登り好きの私としては、すぐに「今後登りたい山」リストに載りました。
ただ、岩登りは654m峰までで、ここまでが楽しかっただけに、後は消化気分での縦走となりました。
縦走中のピークも多く、その度に急登を強いられ、辟易してしまいます。
展望も654m峰辺りが一番良く、岩山好きならここまでの往復だけでもいいかもしれません。
(○○山に登ったと言うステータスはありませんが...)
岩場は急登で、岩登り自体危険が伴いますが、尾根の両サイドも切り立った崖で、気の抜けないコースです。
初心者、岩登りの苦手な人や、単独での登山はあまりお勧め出来ません。
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