tree  神ノ倉山(かんのくらやま)、561.5m
場所広島市安佐北区白木町井原 宇宙広場
途中の宇宙広場
登山日/天気2006年5月20日(土) 晴れ
メンバー私、Mさん、H君は体調不良で欠席
マップルート図 北田城跡→大歳神社→山頂→鍋谷城跡→井原氏居館跡
 登り:1時間44分(駐車場所→山頂、比高430m)
 下り:1時間20分(フライト場→鍋谷城跡散策→駐車場所)


北田城跡
登山口から10分ほどで「北田城跡」。
「本城址は神之倉山山系の北西にのびる
低丘陵の先端にあり、...」
北田城跡
「櫓台」。
北田城跡
「櫓台」の上。
北田城跡
「櫓台」の上から「主郭」を見下ろす。
左下にMさんが...
神ノ倉山
前日の大雨で登山道が沢と化す。
登りは尾根までの半分くらいがこんな感じで、
かなり余分な体力を使った。
神ノ倉山
大きな倒木。
根の右に迂回路が作ってあった。
神乃水
「人生の願いかなえる 神乃水」
ここで休憩、ちょっと一口。
大歳神社
尾神ノ峠に到着。
「大歳神社」の祠。
ここからは尾根道。(神之倉山公園)
大釜
大きな釜が...
宇宙広場
宇宙広場(その1)。
ここでも休憩
宇宙広場
宇宙広場(その2)。
常楽我浄
「常楽我浄」

常徳:無常の世の中を生きていくのに無常を大切にして
   いくとやがては不安のなくなる平常心が具わる。

楽徳:苦の世の中を生きるには、苦をよく噛みしめていく
   と苦からいろいろ教わり苦が苦痛でなくなる。

我徳:自分ひとりの力で生きるのではないさまざまな縁に
   助けられ支えられて生かされ、また、
   他を生かしていくと言う自利他利のはたらき。

浄徳:苦だ、楽だと分け隔てをしない。
   浄だ不浄だと選り好みをしない平等の智慧と慈悲。
大釜
また釜が...
神ノ倉山
車は下を、登山者は橋を...
尾根道は車道を避け、遊歩道を歩いた。
神ノ倉山
藤棚。
神ノ倉山
山頂近くの風景。
神ノ倉山
山頂に到着、実際の三角点は100m先。
山頂碑をバックに記念の1枚。
山頂
山頂の岩場から...
・3つ見える橋の右端の橋の奥がJR井原市駅
・左端の橋の左側左岸がパラグライダー降下場
・その橋の手前100mが駐車場所
・登山口は写真の右外
・下山場所は写真の左外
神ノ倉山
木と岩と手水鉢のオブジェ。
手水鉢の中には短歌が...
被爆レンガ
「原爆の証人 被爆レンガ」
宇品の旧陸軍の倉庫の一部。
その後日本通運の倉庫となり、
広島南道路建設で取り壊された。
ツツジ
色とりどりのツツジが...
フライト場
フライト場から山頂碑方面を望む。
フライト場
フライト場。
残念ながら今日は誰も飛んでない。
ここから「鍋谷城跡」を目指して下山。
鍋谷城跡
堀切。
※敵の侵入を防ぐ為、尾根を切断して空掘りとしたもの。
 今は道になっているが、
 当時はもっと掘らしかったはず...
鍋谷城跡
また堀切(薬研堀)。
鍋谷城跡
鍋谷城跡」
井原氏についての説明が「藤原鎌足十代の末...」
入口から奥にかけて、
だんだん低くなっている変わった郭群。
鍋谷城跡
右上が「第1郭1の段」。
左下が「第1郭2の段」。
鍋谷城跡
「第1郭1の段」上の土塁。
鍋谷城跡
「第1郭3の段」。
鍋谷城跡
「第2郭」から「第1郭3の段」の石垣を見上げる。
鍋谷城跡
「第2郭」。
奥に「ふんばり岩」。
弓矢を射る時にこの岩で足をふんばっていたとか...
地形的に見てここに見張り台(櫓)があったのでは?
鍋谷城跡
「第3郭」。
この奥に「大規模竪堀」とあったが、ここで引き返す。
鍋谷城跡
「第3郭」から「第2郭」の石垣を見上げる。
鍋谷城跡
「第4郭(井戸郭)」。
鍋谷城跡
「第4郭」の井戸。
踊の段
郭郡から10分程下って「踊の段」
涼み堂跡
「涼み堂跡」
涼み堂跡
「涼み堂跡」横の小さな滝。
たしかに涼めそう。
馬場跡
「馬場跡」。
馬小屋でもあったのか...
神ノ倉山
出口近くの竹林。
神ノ倉山
竹林を抜けて左折、墓場の先。
井原氏居館跡と思われる場所。
何の札とかも無いけど、
地図と本の説明文からここかと...
神ノ倉山
帰りに三篠川対岸から神ノ倉山を望む。
・中央辺りの一番高い所が山頂
・右端ちょっと左よりの所がフライト場
(まとめ・総評)
さほどの難所もなく、普通に登れる。
主尾根の道は公園化していて、山頂まで車道を縫う様に遊歩道が通っている。
見所はあるが、登山としては物足りない。
土日は麓を通るたびにパラグライダーを見るが、2回の登山で2回とも飛んでなかった。(T_T)
前回の時は向かい側(西側)の山では飛んでいたが...
歴史好きの私としては、「北田城跡」と「鍋谷城跡」は得した気分!
特に「鍋谷城跡」はなかなか見ごたえがあった。



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 参考資料: 山と溪谷社「広島県の山」